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ビジネスにおける非凡と平凡の分岐点

ビジネスにおいてプロフェッショナルとは一体何を指すのか。
ビジネスコンサルタントというのは少し違う気がするし経営者をビジネスのプロと言い切るのも違和感がある。

強いて定義づけするのであれば己の技量と知識を一生かけて磨き続ける覚悟ができていて、それを楽しめる人というのはどうだろうか。

職業上の慣れの様な部分を除けば、大抵の人が技量も知識も学生卒業時点で停滞させる。そして学生時代の青臭い組織感若しくは当人の思い込みで、組織に対して批判を述べる。

批判のレベルに達していればまだマシなほうで、視野の狭い自己保身からくる愚痴のレベルを出ないものが居酒屋の会話なんかでは多い。

上司や先輩との飲み会をつまらないと言う人が増えた要因の1つはココにある。

書生論もごくたまには新鮮な視点を提供することもあるが論理より感情が先行することが多く、幼稚なものだ。

青臭い組織感はどの会社にも見られる。
ただ、組織とは様々な要素が絡み合い、環境により変化する有機体だ。経営環境や事業内容、ポジショニングによってその形態は常に変化を求められる。

自己啓発系本やセミナーでちょろっと囓った程度の知識で、組織をどうにかできるはずはなく、ビジネスプロフェッショナルに相応しい研鑽を継続してきた人が、組織を改革していく。

冒頭、ビジネスプロフェッショナルとは、己の技量を一生かけて磨き続ける人、と述べたが、
正確には、「磨き続けてしまう人」と言ったほうが良いかも知れない。

むしろ知的好奇心に突き動かされ、行動に移さないではいられないような行動力によって誰に教わるでもなくビジネス感覚を研ぎ澄ませていくような人達だ。

この辺りが非凡と平凡の分岐点なのではないだろうか。

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