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暮瀬堂日記〜都知事選挙と百合の花

 富山出身の会社の人から、「白えび棒」なる菓子を恵まれた。「うまい棒」かとも思ったが、『やおきん』ではなく黒部市の企業が販売者となっていた。九時の納品まで三本喰らうがまずまず旨かった。

 日曜日は上がり終いなので、高速を使って早く帰るのを目指すが、最近では珍しく一時半に帰社出来た。少し雑談をして帰途に就く。途次、選挙掲示板を目にし都知事選の投票日であるのを思い出した。

 家人に、選挙に行くか尋ねるが、首を横に振ったので、やめた。再び感染者が増えているし、家を出るのも億劫である。マイナンバーカードの電子証明を利用し、インターネットで投票ができればいいのだが。

 エストニアでは昨年三月の国政選挙でインターネット投票が導入されているとのこと。日本でも実践されれば、開放開票作業の軽減、人件費の削減にもなるので期待したい。
 夜、小池百合子知事の再選を知る。対抗馬がいなかったので楽勝だっただろう。

   初恋の夢の出口に百合の花

 昔為した百合にちなむ句を思い出し、筆を擱くこととする。

(旧暦五月十五日 夏至の節気 半夏生の候)

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