見出し画像

徹夜明け、テンションがあがる謎

 最近、自分の睡眠を犠牲にして遊ぶことが増えた。楽しいことがたくさんあるのはいいことなのだけど、それにしても歳をもう少し考えるべきだと反省もしている。

 徹夜明けテンションが何故高いのか、ふと気になってお昼休みに調べてみた。

 日中時間帯には脳内で覚醒を促す多数の神経伝達物質の活動が活発になるらしい。アドレナリンがドバドバ出てる!って感じるようなものだ。なお、徹夜自体にも気分を持ち上げる効果があるらしく、うつ病を寝ずに治す「断眠療法」なるものがあるらしい。

 さて、そこまでいくと精神的なストレスを感じた時はもういっそ寝ない方が良いのでは?という気になるが、人間層もいかないものである。

 健全な精神は十分な睡眠と栄養価の高い食事からが鉄則だし、私はこの理論を覆す予定はない。

 つい先日、自分でも馬鹿だなと思うような遊び方をしてきた。金曜日の夜は終電で帰り、土曜日徹夜ののち日曜日は昼過ぎまで遊んでいた。おかげさまで日曜の昼からよく朝までしっかり寝たのだけど、楽しい予定とはいえオーバーワークには違いない。

 ちなみに関係があるかはわからないけど、仕事帰りの電車でこのnoteを書いていたら降りるべき駅を通り過ぎていた。

 人間、徹夜の負債はたかだか1日の睡眠では取り返せないらしい。

 とはいえ、楽しいことを全部やるには圧倒的に時間が足りていない。週5日は仕事だし、残業だってある。土日の全てが遊べるかといえばそうではない。おそらく世の中のほとんどの社会人とはそういうものだと思っている。

 そんななかで「やりたいことを全部やる」というのは、仕事と生活を効率化するか睡眠時間を削って時間を生み出すかの2択だ。

 私は器用な人間ではない。ある程度のマルチタスクと効率化はできても、絶対に処理すべきタスクが増えれば1個ずつなんとかクリアすることしかできない。

 仕事のをいくら効率化しても振ってくる業務量は増えるばかり。泣いても叫んでも喚いても怒っても、何があっても減りはしないのが現実だけど。

 結局、何かを得るためには何かを犠牲にしなければならないのだから、諦めて睡眠を削る。それで死期が早まったとしても、楽しく生きるのが一番だ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?