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音楽と古代ギリシャ時代

クラシック音楽は、苦手派と、お好き派と両方いらっしゃると思います。眠くなるくらい波動が良いとも言えますけれども、苦手な方はスルーなさって下さいね。

ところで、こういったヨーロッパ文化を特徴づけているものは、古代ギリシャに起源を持っているものが多いですね。科学、哲学、芸術等。音楽もまた、そうです。

古代ギリシャでは、音楽は、結婚式・葬儀・宗教的な催事・演劇・叙事詩等々、生活に不可欠なものでした。この時期、数学者・哲学者であるピタゴラスが、音律を作っています。これは、初期ルネサンス時代(15世紀頃)頃まで西洋で標準的でした。

面白いのは、その音律が、中国や日本の伝統音楽と同じ原理に基づくものであったことです。場所や人種が全く違うというのに、人が考えることは一緒、ということでしょうか?ここでは、ワンネス(この宇宙に存在している全ては一つ)というスピリチュアルの言葉を借りておきましょうか。

また、古代ギリシャ音楽は、ギリシャ神話と深い関係があります。

英語でmusic(ミュージック)という言葉がありますが、これは、ムーサイ〈ミューズ達〉という、ギリシャ神話に出てくる女神たちに由来しています。ミューズの芸術、ということですね。ちなみに、ムーサイ〈ミューズ達〉は、ギリシャ神話に出てくるゼウス神の9人の子供達です。

 創作活動や知的活動を司るムーサイ(ムーサの複数形)という女神達。彼女達の名前は、英語のmusicだけでなく、ラテン語、イタリア語、スペイン語、ドイツ語、フランス語等々の中に、とても似た言葉で残されています。また、美術館・博物館を意味するミュージアム(museum)という言葉も、その名前に由来があります。

※独り言です(ブツブツ…)
 どうでもいいですが、ギリシャ神話に出てくるゼウス神。お前は徳川家康か?というくらい、たくさんの女の人に手を出し、勢力拡大という名目で、たくさんの子供を作っています。正妻の神様に激怒されながら。
 万が一、女性の時代と言われる、現代にその物語が作られたとしたら、多くの女性からクレームが出るんでしょうか?もっとも、結局、奥さんが、残酷にも、ゼウスに子供が作れなくしてしまうので、ま、大目に見るかも、ですが。
 ゼウス神の奥さんが、ゼウス神に何をしたか、ご存知ない方は、ギリシャ神話、漫画でも出ていますので、お読み頂ければ幸いです。



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