猫が愛しくてつい涙がちょちょぎれた話|1ヶ月書くチャレンジDay9
今回もいしかわゆきさんの『書く習慣』からお題をお借りします。本日は「最近泣いたこと」について。
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「泣く」のには2つのパターンがあるものだと思います。
悲しくて泣くのと、嬉しくて泣くのと。
悲しくて泣くにしても、嬉しくて泣くにしても、昔の私はほとんど泣くことがありませんでした。嬉しいことがあったとしても、悲しいことがあったとしても、どちらかというと「へらへら」してしまうタイプの子どもだったからです。
しかしここ数年、だいぶ泣くようになりました。
嬉しくて泣くし、悲しくて泣くし。
泣くときは本当に泣きじゃくります。年甲斐もなく。「恥ずかしいなあ」と思う気持ちももちろんあるのですが、それと同時に「これはこれで悪くないな」とも思っています。
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さて、最近泣いたこと。
私は今現在、猫と一緒に暮らしています。元々は妹が拾ってきた猫だったのですが、紆余曲折あって、昨年の春頃から始まった同居生活。
3歳と半年の男の子。ハチワレの日本猫。ビビりだけれどとっても甘えん坊な性格です。愛しくて愛しくてたまりません。
猫との生活は初めてのことだったのですが、同居生活が1年半経過した今でも「愛猫・・・・・・何故こんなにもかわいいんだ・・・・・・」と毎日実感をしています。時が経つほどかわいくなっていく不思議ないきもの。それが猫です。
そんなこんなで愛猫を溺愛している毎日なのですが、先日。
Youtubeで『ネコと飼い主の感動ストーリー』というタイトルのゲーム実況動画を見つけました。どうやら『ミオの家のにゃんこ』というスマホアプリの実況みたい。
これがこれが泣きまして。動画を流しながら大号泣してしまいました。
平穏な毎日
猫が元気でいてくれる日常。
それらは「当たり前」になって、大切な気持ちは薄れていってしまう。
そんななか、絶対にやってくるお別れ。
これはあくまでもゲームの話だけれど、どうしても「自分と動物とのこれまで」「自分と動物とのこれから」と重ねて見てしまうところがありました。
ハムスターやファンシーラットと一緒に暮らしていたことがあります。どうしても寿命が短くて、お別れの度に心が引き裂かれるような思いをしました。それでも寿命が短かったからこそ、耐えられたような気がします。
だとしたら、寿命の長い愛猫は・・・・・・?
動画を見て、いずれやってくるであろう猫とのお別れを想像し、ひどく悲しくなりました。そしてそれと同時に、大きな大きな、感謝の気持ちが湧いてきました。
ありがとう、むぎ。
毎日、生きていてくれてありがとう。そばにいてくれてありがとう。
泣きながら改めて「これからも自分なりに愛していこう」と思ったのでした。
どうか、長生きしてね。
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