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ハマス・イスラエルのナラティブについて

2023年パレスチナ・イスラエル戦争について読者に説明する必要はないだろう。 詳しい経緯はWikipediaでも参照して欲しいが簡単に要約する。 なお私は国際法・中東地域に関する専門家ではない。 戦争以前の状況: ガザ地区はイスラエルの南西にある地域。 輸出入は封鎖され、人口が多く、劣悪な環境にある。 散発的なイスラエル側による殺害も確認されている。 「天井のない監獄」とも呼ばれる。 ナチスのゲットーにも例えられるが、同等に劣悪な環境ではない。 ハマスはガザを民政含め事実上

    • 日本経済について

      日本経済について日本経済について色々考えたけど、記事形式にまとめるのがめんどくさいので箇条書きのまま吐き出す。 今思い出せないだけで他に考えたネタがあった気がする。 終身雇用/年功序列 基本 終身雇用制度はいわゆる給与の後払い制。 若い頃は生産性に対する適正より低い給与水準。 年を取ったら生産性より高い給与を得る。 この特徴が日本経済の重大なポイント。 経済的影響 新規参入企業は比較的安価に高度で若い労働力を得る。 一方拡大できない企業は高齢化し、給与比の生

      • なぜマスコミが「文書交通費」を攻撃するのか?

        小野泰輔議員が問題提起して以降「文書交通費」(文書通信交通滞在費)が連日マスメディアによって取りざたされています。 文書交通費は国会議員一人当たり月額100万円で全体でも年間85億円程度。 一般会計歳出106.6兆円からすればごくわずかな金額で、論じたところで節約にもなりません。 なぜ彼らは文書交通費をこれほど問題視するのでしょうか。 「国民の感覚」「一般の感覚」で言えば、経費の精算には領収書を添付するのが通例です。 「だから添付すべき」という主張をマスコミは繰り返していま

        • 【没記事】ポストコロナ時代に起きること #3

          注意 この記事は2021年4月に書かれた没記事です。 完成させる気力がなくなったのでここに公開します。 没記事の理由はこのページの続きを書くあたりで面倒になったからです。 つまり途中で終わります。 営業時間取引 COVID-19パンデミック下では世界的にロックダウンや営業制限が広がりました。 市民の外出が禁止される場合、集会の制限がされる場合、飲食店に対する制限や要請など国によって様々です。 日本の場合は罰則のない自粛要請の是非が議論になりました。 ・時事ドットコム 2

        ハマス・イスラエルのナラティブについて

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        • ポストコロナ時代に起きること
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        記事

          【没記事】ポストコロナ時代に起きること #2

          注意 この記事は2021年4月に書かれた没記事です。 完成させる気力がなくなったのでここに公開します。 相互渡航禁止協定 COVID-19で各国の初動では大きな違いがありました。 特に高く評価された台湾の場合、2019年末の段階でSNS上の告発に反応し、武漢からの渡航制限に踏み切りました。 一方日本の場合は湖北省に対して1月末、米国は2月初頭と対応の遅れが批判されました。 パンデミックへの初期対応として渡航禁止は有効でありながら、経済的損失や法的・外交的理由で政治的に難

          【没記事】ポストコロナ時代に起きること #2

          【没記事】ポストコロナ時代に起きること #1

          新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行が始まって一年が経ちました。 現時点でも感染が拡大しつつあり予断を許さない状況です。 しかし効果的なワクチンも開発され、「コロナ後の世界」も考えてみなければいけない時期になりつつあります。 この記事ではポストコロナ時代に起きうる可能性をいくつか考えてみます。 まとめ記事の体裁を取りますが、基本的に私の考えのまとめです。 注意 この記事は2021年4月に書かれた没記事です。 完成させる気力がなくなったのでここに公開します。

          【没記事】ポストコロナ時代に起きること #1

          マスコミの「飲食店タブー」が人を殺す

          新型コロナウイルス (以下コロナ)は2021年半ばにおいても流行が続いています。 ワクチンによる収束が数ヶ月後に迫っているという希望はある一方で、そうならない可能性もそれまでに多くの死者を出す可能性も残っています。 その中で7月、政府が緊急事態宣言下の酒販売事業者へ自粛を無視し酒の提供を行う飲食店へ取り引きを行わないよう要請を行いました。 しかし13日、マスコミや酒販売事業者の反発もあり撤回されました。 本記事ではここからマスメディアのコロナへの姿勢を考えます。 飲食店

          マスコミの「飲食店タブー」が人を殺す

          「東京オリンピック反対」の理由

          2020年東京オリンピックの延期から約一年。 延期された2021年オリンピックはあと2か月後に迫っています。 この中で昨今オリンピック中止の声が上がっています。 読売新聞の調査で「中止」は59%、無観客・観客制限での「開催」が39%と、若干中止世論が多数です。 最近では白血病からの復活し、代表に内定した池江璃花子さんに対する辞退を迫る要求や脅迫まで発生しました。 ここでは反対論が出る理由について考えます。 ・読売新聞 2021年05月10日『東京五輪「中止」59%、「開

          「東京オリンピック反対」の理由

          障害者クレーマーを産む3つの構造 #5

          ここまでで紹介できなかった点をいくつか補足したいと思います。 「障害者の側にも合理的配慮が必要」は誤り ネット記事に見られた主張として「障害者の側にも『合理的配慮』が必要」というものがありました。 クレーマーのような行為を控えるべきなのは当然ですが、「合理的配慮が必要」というのは誤りです。 「クレーマーが社会に貢献している」「クレーマーが社会を改善した」というのは単純に誤りで、否定されるべきです。 障害者の環境改善には事前連絡が合理的、過度なクレームはハラスメント、という

          障害者クレーマーを産む3つの構造 #5

          障害者クレーマーを産む3つの構造 #4

          構造3:マスメディア・謝罪・捏造 ・論座 2021年04月13日『車いす“乗車拒否”問題はJRの努力不足が要因。伊是名氏批判も一種の障壁』 ・DIAMOND (みわよしこ) 2021年4月16日『JRの車椅子乗車拒否と生活保護叩きの意外な共通点』 ・BuzzFeed (Satoru Ishido) 2017年6月29日『なぜ声をあげた障害者がバッシングを受けるのか?バニラ・エア問題、本当の争点はどこにある』 ・日経ビジネス (河合薫) 2017年7月4日『大炎上“バニラエア車

          障害者クレーマーを産む3つの構造 #4

          障害者クレーマーを産む3つの構造 #3

          構造2:健常者と同じ生活を送る権利 「声をあげることで施設ができた」とは別の主張として「健常者と同じことを求めて何が悪い」というものがあります。 これは議論の発端となった伊是名夏子さんにはほぼ見られませんが「かわさきりょうた@車椅子からの言葉 」さんの「車椅子ユーザーはそれでも負けない 」の記事には多く見られます。 引用します。 「どうして同じ人間である車椅子ユーザーが旅行をしようと出かけて乗れるはずの電車に乗れず、目的地最寄りの駅で降りたいと願い行動しただけで」 「私も家

          障害者クレーマーを産む3つの構造 #3

          障害者クレーマーを産む3つの構造 #2

          構造1:「社会への貢献」という幻想 ・GLOBE+ 2021年4月12日『「わきまえる障害者になりたくない」JR東の対応に声上げた、車いすの伊是名夏子さん』 ・note 2021年4月6日『車椅子ユーザーはそれでも負けない 』 ・BuzzFeed 2017年6月29日『なぜ声をあげた障害者がバッシングを受けるのか?バニラ・エア問題、本当の争点はどこにある』 「障害者クレーマー」に関わる記事を読むといくつかのパターンに気づかされます。 ・「声をあげる」ことによって施設(エレ

          障害者クレーマーを産む3つの構造 #2

          障害者クレーマーを産む3つの構造 #1

          車いす利用者の伊是名夏子さんが書いたブログ記事「JRで車いすは乗車拒否されました」が広く批判されています。 それに続き「かわさきりょうた@車椅子からの言葉 」さんの記事「車椅子ユーザーはそれでも負けない 」にも批判が集まっています。 ここでは今回の経緯を概観し「障害者クレーマー」を産む構造を考えたいと思います。 また類似の事例としてバリアフリー研究所代表の木島英登さんがバニラ・エアに事前連絡なしで車いすの登場を要求したことが批判されているので、それについても判断に含めます。

          障害者クレーマーを産む3つの構造 #1

          Galaxy A7レビュー

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          Galaxy A7レビュー