見出し画像

どうやってもごはんを食べない子の解決法は?~離乳食編~

皆様、ちょっとお久しぶりです!
紅玻リョウです(*´ω`*)

新型コロナの騒動が一段落した、ということで…

過去に私自身が育児の困難に直面した際の出来事をまとめたいと思います。

クリエイターページにも記載があるように「食べない子の育児」を実際に二人も経験したので、「うちの子ぜんぜんご飯食べないんだけど…」とお困りになっている方の助けに少しでもなれば幸いです♪

「離乳食って最初はこんなもんよね!」と思って1ヶ月経過(笑)

母乳orミルクのみで育てられるのは基本的に生後1歳ごろまで。

離乳食の開始時期は大体生後5・6ヶ月ごろから、と育児書や何なら母子手帳にも書かれています。

今思い返せば、長女の育児にはかなり神経質に取り組んでいたので、離乳食もものすごーく面倒臭いと思いながらも5ヶ月に入った頃開始することにしました。

離乳食に対する長女の反応

まずは育児書やネットの情報を頼りに10倍粥からのスタート。

お風呂上がりに薄い麦茶を一口飲むことができる+スプーンに対して拒否反応がないことを確認してからの挑戦でした。

果たして人生初の食べ物への反応は…

「・・・・・・・・・・(ブシュッ)」←吐き出す音

はい、もう音だけでわかるように完全な拒否反応でした~~~~\(^O^)/オワタ

この時点では「まあ最初だしなぁ、慣れないものは嫌だよねぇ!」と楽観的に考えていた私なんですけど。

その考えをやすやすと打ち砕いてくれた我が家の長女さん。

結局、離乳食開始の日から1ヶ月間、毎日同じ反応を繰り返されたんです。
おまけにスプーンを口に入れられると舌で押し返す反応も日に日に強くなっていきましてね…

初めての育児ということで、私自身経験も実績も比較対象も何もない状態だったため少々意固地になっていた部分はあります。

それでもさすがに1ヶ月間も同じ反応を返されては心が折れます。

「あ、この子は離乳食ダメかもしれん…」

そう思って1ヶ月経過したその日、私は10倍粥の作り置きを全て破棄し、離乳食自体をやめました。
娘も食べ物に対して何の興味も示していない様子だったので、元々食への関心が薄かったのかもしれません。

乳児相談の保健師さんとの相性も悪く「とにかく食べさせて!」と言ってくる人だったのもあって、それもプレッシャーになっていたと思います。

結局、普段の様子を見ているお母さんが一番の理解者。
「部外者にいろいろ言われても、参考程度にとどめるのが一番正しいやり方」と気付いたのはもっと後になってからでした。

特に検診の後に言われたことだと大きく心に残りがちだけど、
育児は子供の数だけ正解がある非常に難解な大仕事なのです。

変なネットの情報や育児書をうのみにせず、とにかくわが子と向き合うことが大切。

「ダメならまた別の手を考えよ~!」くらいの軽い気持ちでトライするのが一番ですね♪

何かしら口に入れてくれてれば栄養取れてるから本当に心配しないで!!!

たとえ食べているのがお粥だけだったとしても、炭水化物だけが入っているわけでないですし、お米には少しですがタンパク質だって入っているんですよね。

子供が笑顔で元気に遊びまわっているなら何も問題ありません。

現に1歳目前まで離乳食はほぼお粥のみ、あとは母乳だけだった娘を持つ私が言うのですから、説得力が違うと思いませんか?

ある日突然ステップアップ

結局離乳食を再開したのはそれから3ヶ月経過した8ヶ月も終わりに近づく頃でした。

この頃の育児日記を読み返してみると、まあ事細かに詳細が書いてあること(笑)

読むのが途中で嫌になるような文章量なのでサラっと振り返るのには向きませんが、当時の詳しいことを知りたかったらかなり有難い記録となっています。

あんなに吐き出したりスプーンを押し返していた長女ですが、再開した日は重湯を2さじ飲んでくれた、という記載がありました。

多分よっぽど嬉しかったんでしょうね(笑)

この日を境に徐々に離乳食の量が増え始めますが、1ヶ月程度は10倍粥を1日10さじ未満しか食べていませんでした(笑)

全然食べな~~~~~~い(笑)

その他に何か食べていたかというと、完全に母乳オンリーでした。

この頃の授乳記録も毎日10~12回という超頻回授乳…

後々の分析と本人への聞き取りで分かりましたが、長女はべちゃっとしたお粥自体が苦手だったのです!

「そりゃ苦手ならあの反応だわ…」

と反省を余儀なくされることに。

興味がない・食感自体が苦手・おっぱいの方が美味しい、
この条件がそろっていてはそりゃ離乳食なんて拒否しますよね。

ただ、順調にお粥を食べる量は増えていたにもかかわらず、他の食材を受け付けてくれないのです。

子供が大好きというかぼちゃもダメ、にんじんも、野菜ペーストも、スープもお出汁も全て試しましたが…全部NGでした。

諦めてお粥のみの離乳食を結局1ヶ月以上続けました。

そして突然のリセット

その日は唐突にやってきました。

娘が胃腸風邪をひいてしまったのです…

嘔吐+高熱が出たため急いで小児科を受診し、点滴の処置をしてもらい事なきを得ましたが、私も旦那ももらって家族全員ダウン…

さらに同日お世話してくれたお義母さんとお義父さんも胃腸風邪をもらってしまい、一族に胃腸風邪旋風が巻き起こってしまいました。

子供からもらう風邪は何倍にも強化されると言われますが、想像以上です(笑)

結局あんなにコツコツ頑張って馴れてきた離乳食もリセットとなってしまいました。

離乳食を再開したのは1週間以上経過してから。

それ以降もお粥以外はしかめっ面だったり嫌がったりでほとんど進まず…

10ヶ月検診時、乳児相談の保健師さんに「何でも食べさせて大丈夫!ダメなら前の状態に戻すだけだから~」と肩の荷が下りるような言葉をもらっていた影響なのか、以前ほど落ち込みはしませんでした。

唯一お粥以外で食べたものは、食パンのふわふわ部分だけでした!

お~~~~~い(笑)
それも結局炭水化物やぞ!!!(笑)

もう笑うしかありませんでしたが、お粥以外の食品を口にしてくれただけでも嬉しいもんです。

後に知ることになるのですが、幼児は成長のために炭水化物を多く摂ることが望ましいようなんですね!
なので長女のこの行動はある意味理にかなっていたわけです。

固形物、OKなんだ!?

初めてのお誕生日を迎え、無事に1歳となった長女。

相変わらず離乳食はお粥と食パンのみ。

お粥と食パン以外を積極的に与えたい、と思えなかったのには理由がありました。

口周り、というより、長女は肌全体が弱く、特に口周りは何かが少しついただけでもかぶれてしまう軟弱さでした。

すぐ蕁麻疹が出たと思えば、かゆみから掻き毟って血だらけになってしまうのです。

この頃の長女の写真を見返すと、いつもお肌が荒れています。
離乳食だけではなく乳児湿疹も持っていたため、周りの子のきれいな肌を見ては落ち込んでいました。

外に出ても無神経な人に長女の肌荒れを指摘され、ナーバスになる日々。

本当に苦労した思い出しかありません…

そんなお誕生日を1週間過ぎたある日。
試しにベビーせんべい(ハイ○イン)を持たせてみたところ…

「…カジ…カジ…カジ」
なんと、無言でかじり始めたのです!

あまりの出来事に動画を撮影し、友人に送りつけていた記録が残っています(笑)

散々食べないと嘆いていたのを知ってくれていたので、友人には盛大に喜んでくれました!

それから本当に少しずつ少しずつ、お粥→軟飯、+ベビーヨーグルト1個など、量と食べ物の種類が増えて行きました。

それからの長女の食事事情

本当に少しずつ量が増えて行ったとは書いたものの、まあよその子供さんと比べると少ないこと少ないこと!!!(笑)

今でも「あんたそんだけでいいの!?お腹空かない!?」ってしばしば言いますけど、かつて私が同じくらいの年齢だった頃も似たような反応をしていたことを思い出しました(笑)

食卓に座れば「朝食べたからいらない…」と言ったらしいです。

極めつけは、それがどうやら遺伝らしい…ということ。

母はうどんがとにかく好きな女の子で「うどんばっかり食べていたよ~」、と祖母から聞いていましたが、問題は父です。

食卓に座ると「昨日食べたからいらない」「夢の中で食べたからいらない」という、私よりもさらに食べないっぷりを存分に発揮していたそうです(笑)

仰天エピソード過ぎて、「うちの子全然食べないの…」という親御さんに会うたび披露する鉄板ネタになっているくらい。

離乳食が完了し、普通食となった長女なんですが。

やっぱり全然量は食べません!!!!!!!

年少さんになっても「全部食べられるようになりましたよ!」という嬉しい報告を聞けたのが、なんと2学期になってから。

このころはとにかくトイトレに神経をすり減らしていたので、そのお話もまた別に書きますね(笑)

現在小学2年生になった娘はというと。
離乳食全面拒否時代が嘘のようにサーモンの柵を買ってきては切って出して、刺身の半分以上を爆速でペロリと平らげた上、
「サーモンのお刺身、お代りってある???」
と耀く顔でお皿を差しだしてくるのがデフォルトになりつつあります。

ただし、それは長女の好物のときのみです。

それ以外はマジで少ししか食べないんです(笑)

給食は全部食べているようなのですが、朝はパン1個+飲み物のみ、晩御飯もメインのおかずのみで終了…という有様です。

結局小食のまま来ていますが、将来食に目覚めて食べるかもしれませんし、ずっとこの調子が続くかもしれませんし。

未来のことを心配したってはじまりません(笑)

次回は食べない子その2の長男について書きたいと思います。

ただ、長女ほどのエピソード持ちではないため、わりとさらっとした内容になるんじゃないでしょうか。

それでは、また♪

サポートしていただけたら、子供と私のおやつがちょっとだけ豪華になります☆ 頑張って書きますので、ぜひよろしくお願いします♪