暮田真名

川柳。当たり。

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    暮田真名の活動と制作物、やってみたいお仕事

    ○暮田真名のプロフィール暮田真名(くれだ・まな) 1997年9月20日生。西東京市出身。 「川柳句会こんとん」主宰。歌人の大橋なぎ咲さんとのユニット「当たり」。「川柳スパイラル」会員。 ○暮田真名の活動・2017年5月6日(土) 「瀬戸夏子は川柳を荒らすな」イベント内ミニ句会にてはじめて川柳を作る →ササキリユウイチさんがこの句をもとに柳論を書いてくださいました。 10月 「川柳スープレックス」に「モアレ現象について」を寄稿 →飯島章友さんが鑑賞文を書いてくださいました

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      • 「月報こんとん」7月号

        作品松尾優汰「対決」 加害者の名簿にぼくも載っている きみに剣おれに攪拌棒 勝負 万年筆の先から紳士たれている 白龍だと思ってました眉毛でした 初恋のあいまは単語帳をよめ 火事だ アイスキャンデー売りが駆けつける 悪口のなかににぎやかな喫茶店 抱きしめられた人から蝶になって飛ぶ どうしても埋まらない太宰治の手 松明をわってふたりでゆく凍土 二三川練「歴史」 先鋒は壁から生えている孔子 裏切りの天皇の手にチョココロネ 氵をもう書かなくていい歴史 足

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        • 「月報こんとん」6月号

          作品松尾優汰「檻のなか」 わるい子もいい子も今日は檻のなか みんなさみしい近鉄ファンだよ キング・オブ・ルーキー夢がかなう砂漠 鈴を鳴らせばあなたに逢える 空席に優汰ばっかりやってくる なみだの瓶にうきわを浮かべて きみは五月だから大丈夫ですよ なぜならばきみは彁だから 蝶でない理由をひとつずつ燃やし ボーイフレンドは燃ゆる燈取蛾 二三川練「愛玩」 血判の指はあたしで血はあなた ボードゲームはシェパードの皮膚 捨て猫の眼をくりぬけば九龍城 弔いは

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          • 「月報こんとん」春文フリ特別号

            作品ゲスト  細村星一郎「スウィート・オーシャン」 門をくぐって以来全部が寿司 海亀が嘘の高度で嗚咽する やさしさの艦隊が来る赤い岸 32ビットで迫る死んだ魚群 不規則に溜池斬ってしまえば モノクロの花が咲き乱れる臭気 鉛製のラクダが青い雲に届く 二光年先の小さなソーセージ 衛星が日本舞踊に現れる ピンクな海に落雁の降る島だらけ 松尾優汰「高校生川柳――17歳・現役高校生が綴る爆笑&感涙必至の川柳句群! 嗚呼!! すこやかなる青春!!」 あっ、えっと、

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          • 『時実新子全句集』を1年分ずつ読むnote・他

            • 45本
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            • 【タ-27】「川柳句会こんとん」ブースにある川柳関連のもの

              5月29日(日)文学フリマ東京に「川柳句会こんとん」として出店します。 もともと毎月発行している「月報こんとん」の文フリ特別号を頒布するためにブースをとったのですが、それだけではさびしいので川柳関連のものをなんでも置かせてくださいとお願いしたところ、ありがたいことにたくさんの方から句集やフリペをお預かりすることになりました。 紛うことなき川柳ブームですね。 【タ-27】「川柳句会こんとん」ブースに置いてあるものを「販売するもの」と「無料配布するもの」に分けてご紹介します。

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              • 東京文フリ「川柳句会こんとん」ブース委託について

                来る5月29日(日)「東京文学フリマ」に「川柳句会こんとん」ブースを出展します。 「川柳句会こんとん」ブース出展の目的は、「なんか川柳って盛り上がってるんだな!」という雰囲気を醸し出すことです。 「川柳がきている」ということになれば、このたび刊行した私の川柳句集『ふりょの星』(左右社)も売れるので、良いと思いました。 つきましては、「川柳句会こんとん」ブースに川柳関連の本やフリペをたくさん置きたいと考えています。 川柳に関連したものであれば、本や紙でなくてもまったくかまい

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                • 『ぺら』のある風景【随時更新】

                  暮田真名第二句集『ぺら』がある風景の写真を提供していただきました。 『ぺら』のある風景の写真を引き続き募集しています。 写真提供:髙良真実さま 写真提供:千春さま 写真提供:海馬さま 写真提供:ペテンと楽園さま 写真提供:匿名さま 写真提供:れもんぜすたさま 写真提供:大橋なぎ咲さま 写真提供:こじこじさま

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                  • 「月報こんとん」4月号

                    作品松尾優汰「キャリー・ザット・ウェイト」 大人たちは〠の帽子をかぶっていた 不登校生徒やセレクション柳論 今日で二月も終り 卒の字を可愛くして帰る 敵意むきだしでうれしい花いちもんめ たすけてと叫べば飛んでくる優汰   そうさ,重荷を背負ってくんだ       重荷を背負ってくんだ ずっと お祈りのかたちでポイにすくわれる あれば まだ 捨てられるのに 恋に恋 BANG BANG これで松尾優汰は死にました やる人はやります ダ・ドゥ・ラン・ラン・ラン

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                    • 「月報こんとん」3月号

                      作品松尾優汰「小麦粉の加工」 Too Late To Die 能面が降りやまない 反撥も先輩風に吹かれ ひらく しぼんでくおれをみている おれと 目があってしまう お姉ちゃんが いれば 砂場に埋めて 隠す 遠い声 作中主体とすれちがう 玻璃の薔薇 かわいい かわいい魚屋さん 金色の血しぶき エルサゲート 裸婦像 生きてゐる小平次 ぜん ぜん ぜんまい まわるかぎり 無機仏 あらわれ 御手から こぼれ ぜんぶぜんぶ やっちまおうか ひとり あせかき 二三川

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                      • 「月報こんとん」2月号

                        作品松尾優汰「セカンド・アルバム」 モータウン・ビートではじまった倫理 どうもどうも、銀のエンゼルを渡す おんなのこに恋するおんなのこ 赤 酸性 大喜利が苦手 噓が、嘘になる はせをにわびて座席をたおす 取り皿へ分けずに恥部を手で隠す あまずっぱい青春 奴隷は動産です どういたしましてと電熱機が熱い 生きるのは苦しいね 舌で、さくらんぼを結ぶ セカンド・アルバムを生きなおす子ども 二三川練「ボーダーライン」 天保の乱が身体をかけめぐる コンキスタド

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                        • 「月報こんとん」1月号

                          作品松尾優汰「蒙霧升降」 霧の中にいるみたいだ。霧が見えないだけでね。自分以外の人がどんな風に眺めたかはわかるよ。 ――ウンベルト・エーコ『女王ロアーナ、神秘の炎』 裏声で校歌斉唱 持久走の拍手 とかいって著者近影ではかっこつけちゃって けけけと笑ったあなたも笑った ざァんねんここからも学級会でしたァ グループをつくれなかった季語が来る O型だから輸血できるよ 肋骨を調弦されてミはミんなのミ お葬式のにおいじゃなくてお花だヨ 光にはなれなくて

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                          • 第1回「川柳句会こんとん」大賞発表など

                            大賞発表投句者番号7  松尾優汰さん 投句者番号17 二三川練さん 全23名の方にご投句いただいたなかから、川柳句会こんとんにて一年間川柳を共に発表するのは上記のお二人に決定しました。 ありがとうございました。 「月報こんとん」1月号の発行は1月末を予定しています。お楽しみに。 また、「第1回川柳句会こんとんから10句」に入選した句の作者の方々は以下の通りです。 葉るまげどんの葉ての葉ざくら 岡本拓也 きにふれるためにおきるかしぬかみか 小野寺里穂 さりげなく退路をふさ

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                            • 第1回「川柳句会こんとん」結果速報

                              2021年10月1日から11月30日までに投句を募った第1回「川柳句会こんとん」では、23名もの方に川柳10句を作って送っていただきました。 本当にありがとうございました。 【詠草一覧】 https://docs.google.com/spreadsheets/d/1iTNGk1XwA5-KRSZx60iEEToRZ7NwjUCr5dE-UlY7zko/edit#gid=0 さっそく句評に入りましょう。 投句者一人につき一句は鑑賞を書きました。 また、言及している句の多寡

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                              • 「川柳句会こんとん」募集要項

                                【募集作品】 自由詠10句 【投句資格】 2020年1月以降に川柳を始めた方 【投句先URL】 https://docs.google.com/spreadsheets/d/1iTNGk1XwA5-KRSZx60iEEToRZ7NwjUCr5dE-UlY7zko/edit#gid=0 【投句期間】 2021年10月1日(金)〜11月30日(火) 【発表】 2021年12月31日(金) 【大賞(1〜2人)】 2022年1月〜12月まで、暮田と一緒に川柳を毎月10句ずつ

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                                • 「ぺら句会」結果発表

                                  「ぺら句会」たくさんのご参加ありがとうございました。 およそ10日の投句期間に、37名の方から74句の川柳を投句していただきました。 2つあるお題のうちどちらか片方でも参加可としていましたが、すべての方が2つのお題にチャレンジしてくださり、たくさんの句が読めてうれしかったです。 それでは、結果発表です。 題「ぺら」【特選2句】 5 甲は乙の罪を見逃すこととする 「甲」と「乙」は主に契約書で用いられる用語ですね。なんのために契約書を作成するのかといえば、口約束では有耶無耶に

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                                  • 「ぺら句会」投句期間を終えて

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