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【読書記録】神様が殺してくれる(森博嗣)


 パリでの殺人事件から端を発する連続殺人事件を追うインターポールの主人公の物語。

 主人公の手記を読み解いていく形の物語となっており、主観的に書かれた文章には想像させられる余地を含む部分が多々あった。
 ミステリとしては王道感もあり、舞台も国際的な広がりを見せるので読み応えもしっかり。
 最後半は怒涛の展開で、犯人に繋がるトリックや伏線が一気に回収されていく様にすっきりとした気分を思わせてくれる。

 ミステリを久々にしっかり読んだなと思わせてくれた一冊です。

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