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運動会での娘から学んだこと
9月に娘の園生活最後の運動会が行われました。
年長になり、1つ1つ行事が終わっていくとなんだか寂しいですね。
今年の運動会は、負けず嫌いな娘が一度も泣かずに笑顔で終えることができました。
そんな娘の姿と泣かなかった理由から、娘の心の成長を感じたこと、主観を持たずに、子どもの可能性を信じて見守ることを学ばせてもらいました。
大泣きしていた娘
昨年は年中で参加した運動会。年長年中混合のナンバーワンを決める徒競走で、年長児に負けた娘は大泣きでした。娘以外にも泣いている子はいましたが、娘が最後まで泣き顔だったんじゃないかというくらいにはたくさん泣きました。
それくらい負けず嫌いというか、勝ちに対するこだわりが強い娘です。
そんなことがあったので、今年の運動会でも負けたらきっと泣くんだろうな、と勝手に思っていました。当日は娘に対して、泣いてもいいから落ち着こうね、悔しい気持ちは頑張ったからだよ、悪い気持ちじゃないよと泣く前提で声をかけていました。
ゴール後も笑顔で応援する娘
今年の運動会でも一生懸命走りましたが、ナンバーワンは娘ではありませんでした。
大丈夫かな…と娘の方を見ると、なんと笑顔満開で応援する姿が。
正直に言うとほっとしたより、えっ!何で泣いてないんだろうと思ってしまいました。
結局自分では答えが分からなかったので、直接聞いてみました。
「楽しかったし、泣く必要がなかったから」
この言葉を聞いて、私は娘に泣く前提の声掛けをしたことを恥ずかしく思いました。
そして泣かなかった時に、良かったね!と思わず、娘の答えを聞くまで理由が分からなかった自分に情けない気持ちでいっぱいです。娘が泣くことを期待していたわけではありませんが、笑顔の娘は想定外でした。
娘は私にたくさんのことを学ばせてくれる存在
子育てをしていると、子どもに教えることがたくさんあります。
ですがそれ以上に子どももまた、たくさんのことを教えてくれます。
私が思っている以上に娘は成長しているんだと、実感させられました。勝ちにこだわりすぎるという所も、少しずつ娘の中で折り合いがつけられるようになっているのかもしれません。
運動会を笑顔で終えた娘の姿、泣く必要がないという気持ち、それを言葉にして話してくれたこと。
今回の娘の言葉を聞いて、娘の行動に主観を持たないように気をつけようと思います。そして、まずは娘がどう行動するか黙って見守る。
これが私にはなかなか難しいですが、娘の可能性を信じつつ、いざという時には受け止められるよう準備をして待とうと思います。
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