Day497 「これによって何を失う?」
緑の本『グッドバイブス ご機嫌な仕事』が出版される少し前に、10年以上もコンサルを行っていた企業の社長が代わり、突然、契約を打ち切られてしまいました。
こういう流れは重なるもので、ちょうど同じ時期に、外資系の役員を務めていた妻も体調を壊して失職します。
気がつけば、私たち夫婦の年収は一瞬にして10分の1になっていたのです。
いまでも、私はたまに、
「あのとき2人は何を失ったんだろう?」
と当時を振り返ります。
賃貸でしたが、世田谷のけっこう広い一軒家に住めなくなりました。
毎月、10万円ほど費やしていた洋服を買えなくなりました。
かわいい姪っ子に、高級な焼き肉やしゃぶしゃぶをごちそうできなくなりました。
新しい機種が登場するたびに、iPhoneやiPadやMac Bookを買い換えられなくなりました。
妻はしばらくのあいだ、フロッシュやエコベールの洗剤がマツキヨの廉価版に変わったことを嘆いていました。
キッチンを彩っていたフランフランの食器が壊れると、ダイソーの100円グッズがやってきました。
週に2、3回かよっていたマッサージや整体に、1年に一度も行けなくなりました。
ほかにも、挙げればキリがないほど買えなくなったものや、できなくなったことがあります。
ただ、なぜか私はいま、当時よりも穏やかにしあわせに暮らしているのです。
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旧マガジンの過去記事492本も掲載!改めてDay001から順にトライしたり、更新日の合間に過去のワークを自由に選んでみたりしながら、あなたの毎日にお役立てください!
こんな時代だからこそ、失ったものを取り戻し、よけいな重荷や雑音を手放しましょう。目にする世界はあなたの外ではなく、内側の「心」で作られます。ワークをとおして、自分の意志でしあわせな景色を創造しましょう!
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