Day394　「今日はノープランでいこう！」

私はこの歳になってもマクドナルドが好きで、月に数回はビッグマックのセットを夕食にしています。

1971年に初上陸したとき、銀座の歩行者天国で初めてチーズバーガーとシェイクを食べて以来、もう51年のつき合いになります。

そんなベテランのマックユーザーの私でも、いまだに「一緒にアップルパイを頼むか？」で悩むのです。

ビッグマックとポテトをきれいに平らげたあと、余裕で食べられる日もあります。

そうかと思えば、ポテトも半分ほど残してしまい、泣く泣く楽しみにしていたアップルパイを持ち帰る日もあります。

しかも、注文するときに空腹ならいけるとか、体調がよければ大丈夫とかの法則もいっさいないのです。

そこで数年前から、私はここにグッドバイブスの考えを取り入れることにしました。

「セットをすべて食べ終えてみて、まだ入りそうならアップルパイを頼む！」

こうして文章にすると、対策とも呼べないほど、ごくごくあたりまえのやり方だとわかります。

それでも！　なぜか私たちはこの選択が苦手なのです。

何度か残した経験があるのに、最初にアップルパイを注文するやり方が「計画主義」です。

反対に「まだいける」といういまここの腹具合で頼むかどうかを決めるのが、グッドバイブスでいう「ノープラン」です。

今日はぜひ、後者だけを採用しながら一日を過ごしてみてください。

朝起きたときに、

「今日はノープランでいこう！」

と宣言して、すでに決まっている約束や予定以外はいっさいの計画をもたずに、いまここで閃いたことを実行します。

かなりくだらない例ですが、じつは、私のマックの話は計画の正体を見事に暴いてくれています。

それは、