Day514　「正しい恐がり方も、適度な緊張も、本当は存在しない！」

： 倉園との1on1レッスン：

数年前から、さまざまなところで、

「正しく恐がりましょう！」

というメッセージを耳にするようになりました。

過度に恐れすぎて、買い占めや、ルールを守らない人を攻撃する「おかしな行動」への警鐘だと思います。

ただし、ここには「でも、恐れをすべて手放してはいけない！」という条件が加えられています。

これをグッドバイブス流に翻訳するなら、

「平安な心をもつと、私たちはかならず油断して危険なことをしてしまう。ある程度の不安にはメリットがある！」

となります。

似たようなアドバイスに、

「大事な場面で気を緩めてはいけない！　適度な緊張をもっていなさい！」

というのがあります。

私は、若いころからずっと人前で演奏したりしゃべったりすることを生業にしています。このテーマについては誰よりも深く掘り下げ、自分の心身を使って数々の実験も行ってきたつもりです。

現時点での結論は『攻撃のないコミュニケーション』に書きました。