Day447　「自分の意志で夢から目覚めるしかない！」

「平安でいる」と「安心する」は似ているように見えて、じつはまったく異なる状態を表しています。

「私は平安だ」という人は、いまもそれ以前も、おそらくこの先も穏やかな心でいる感じがします。

これに対して「私は安心した」は、ハラハラする状況が過ぎ去って、ようやくほっとしている人が発する言葉であるはずです。

つまり安心とは、

「恐れや不安の心象を手放せた状態」

を指しているのです。

そして「心象」は、私たちが頭で作り出す「現実には存在しないもの」にほかなりません。

その「無いもの」によって恐れや不安を抱くとしたら、たとえ目覚めていたとしても、

「わるい夢にうなされている状態」

と何も変わりません。

ここまでの話を時系列に並べると次のようになります。

恐れや不安を抱く（夢の中にいる）
↓
安心することで心象が消える（目覚める瞬間）
↓
平安が訪れる（現実に帰ってくる）

今日は、これとまったく同じ流れで罪悪感から脱出する課題にトライしてみましょう。