Day166　今日は「早く終わらせたい」という気持ちをできるだけ封印して一日を過ごしてみる。

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『グッドバイブス 攻撃のないコミュニケーション』

「いまここ」にいないときの私たちは、時間を帯状に捉えて暮らしています。

朝は起きてから家を出るまでの「仕度の時間」から始まり、そこから会社に着くまでの「通勤時間」を経て、仕事中なら「打合せの時間」「資料を作成する時間」「ランチタイム」など、あなたの一日も「ひとかたまりの時間」が集まってできているはずです。

これによって、私たちのすべての行動には「起点」と「終点」が生まれ、その目的も「終わらせること」になってしまうのです。

ためしに、これまでの人生を振り返ってみてください。おそらく、終わり、終わり、終わりと、いつでも「終点」に到達することに全精力を注いできたはずです。

何かを始めた瞬間に「終わっている未来」に着くことを望むとしたら、その途中にある現在はどれも「できれば早く通過したい不快な時間」になるに決まっています。

これこそが「いまここにいることが難しい」と感じる最大の理由と考えてください。

今日は、長年のあいだ培ってきたこの習慣を手放す一日にしましょう。

やることはとても単純です。何かを行っているあいだは徹底的に、