見出し画像

在りし日の歌

喜びも、悲しみも一緒に重ねてきた日々はこんなにも愛おしい。

予告

https://youtu.be/pjzdHL1yqyY

公開日: 2020年
監督: 王小帥
キャスト:ワン・ジンチュン
    :メイ・ヨン

あらすじ
『我らが愛にゆれる時』などのワン・シャオシュアイが監督を務めた家族ドラマ。1980年代から2000年代にかけて中国激動の時代を駆け抜けた1組の夫婦を映し出す。夫婦を『見えない目撃者』などのワン・ジンチュン、『黒衣の刺客』などのヨン・メイが演じ、第69回ベルリン国際映画祭のコンペティション部門で最優秀男優賞と最優秀女優賞を獲得した。

中国の地方都市で幸せな生活を送っていたヤオジュン(ワン・ジンチュン)、妻リーユン(ヨン・メイ)、息子のシンシンだったが、ある日シンシンが川で溺れて亡くなってしまう。二人は慣れ親しんだこの地を離れ、親しかった友人たちとも距離を置き、自分たちのことを知っている人がいない遠くの町に引っ越す。
(Yahoo!映画より引用)

上映時間185分。
長ければいいと言う訳では無いが、
長い映画は嫌いでは無い。
観るのに、少し気合いを入れるが、、笑

主人公の夫妻の30年を駆け足ではなく、
丁寧に描いた作品なので、185分は当たり前か。
現に、私はこの作品のテンポに上手く乗れたので最後まで寄り添えた。

1980年代の中国は、とても大きな発展期だったと言う。
その中の一つ、一人っ子政策。
授かった命、これから生まれてくる命。
自分たちで決める事が出来ない、苦しさ。

授業で知ったのか、ニュースで見たのか。
一人っ子政策という言葉だけを知っていたんだなと、、
有ったことを、無かったことにしない映画の力にまた感謝した。

夫婦といえど、他人同士。
人をおもんばかる事を忘れてはいけないなと。
決して、裕福ではないしずっと明るい所に居る訳では無いが、最後はとても良い顔だなぁーと心がぐっとなる。
これからの人生に、ちょっとした覚悟と希望が持てた。

2020年7月14日現在
下記映画館にて上映中

ル・シネマ
CINEMAe〜ra.
名演小劇場1・2
フォーラム八戸
THEATER ENYA

#映画館 #映画 #シネマ #CINEMA
#ミニシアター #有ったことを無かったことにしない映画
#在りし日の歌