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インテリア|スキマ収納の需要UP。DIYのトレンド変遷【限られたスペースを有効活用】

RoomClip住文化研究所の「DIYのトレンド変遷」がとても興味深い内容でした。

RoomClipは、私も2016年から利用しているインテリア共有アプリ。こちらのレポートによると、DIYの中身も年代によって移り変わりがあるようです。今回は、そんなDIY変遷についてのお話です。

■DIYの検索数はこの5年で3.1倍に増加

同データによると、コロナ禍をきっかけに始めた/増えたこととして、DIYが5位にランクイン(28.85%)。トップは料理ですが、これは家で過ごす時間が増えたことに直結していますね。

また、2位に模様替え、6位にガーデニングなど部屋づくりに関わることが上位にあがっていることから、おうち時間が増えたことで、「暮らしやすさ」を求めて行動を起こす人が増えた様子がうかがえます。

RoomClipの1年間の検索数のなかでも、「DIY」タグの検索率は2015年から3.1倍に増えているのだそう。そして、注目すべきはその「DIY」の中身です。

■「映え」から「機能性」へ

2015年のDIYでは、「映え」を意識したDIYが多く見られたそう。カフェ風インテリア、男前インテリアなど、DIYを駆使してインテリアテイストを実現する人たちが多かったのですね。

確かに、1ユーザーとしても「雑貨DIY」「すのこリメイク」などのDIYを多く見た印象があります(私が参加したのは2016年)。私も棚を作ったり、100均アイテムをリメイクしたりしていましたね~。

(ありました、2017年の画像です)

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今はもう、バラしてしまってこの棚はありません……

2020年には、こうした雑貨などを制作するようなDIYは落ち着きを見せています。そのかわり、ワイヤーネットを使ったスキマ収納や、テレビ裏のコード収納など、「限られたスペースを有効活用するDIY」が人気上位を占めるようになったとのこと。演出品ではなく、実用性・機能性を重視したDIYアイデアが求められているのですね。

■屋外DIYの注目度アップ

また、注目すべき点として「屋外DIY」の需要があげられます。この5年で、ウッドデッキのDIYや室外機カバーなどの投稿数が増えているのだそう。「住空間」を家の中だけではなく、庭・ベランダまで拡大し、心地よさの追求や機能性のアップをはかっているようですね。

確かに、私も今年のGWにルーフバルコニーを大掃除しました。今はまだそのままになっているんですが、ここをセカンドリビングとして使えるようDIYするつもりだったんです。

コロナ禍で外に出る機会が減り、外っぽさを感じつつも家の居心地よさを追求できる場所として、ベランダやテラスを活用しようと考えている方も増えているのではないでしょうか。

■シンプルに「心地よさ」を追求する

これらの流れを踏まえても、今は「デコ」よりもシンプルな「心地よさ」を求めている人が増えてるように感じます。ジャパンディスタイルや韓国インテリアも流行っていますが、あまり情報量が多すぎない、ニュートラルな雰囲気を求めている方も多いのかもしれません。


スキマ収納では、100均のワイヤーネットを使ったDIYが特に注目を集めているそう。なんとその検索率の伸長率は8.3倍。確かに、組み合わせたり曲げたり壁に掛けたり、とにかくいろいろなところに使えますもんね。

そして、使わなくなったらまた別のところで形を変えて活用しやすいというのもポイントです。現在のDIYは、そんな「カスタム性」も重視されていることが分かります。

コロナ禍によって、お家の環境を改めて見直した方も多いかもしれません。収納に関するニーズも増えているといいます。そんな中で、やはり皆さんお金をかけず、空間を有効活用する方法を模索しているのですね。



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