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「長野県の森を語ろう!」~それぞれの地域の森を取り巻く情報交換~暮らすroom’s森部 キックオフ!

2024年2月19日、9:00-12:00 オンラインで行われた暮らすroom's森部のキックオフイベントのレポートです。
長野県は、森林が県土の8割(78%)を占めており、古来から森とともに暮らしてきました。
今、起こっている社会的な課題は森林にも大きく影響を及ぼしており、それをどうしたらよいのか、長野県の森に日々関わっている方たちとつながる機会を設けました。

地域の森と向き合う中で気になっていることや、実現したいことを、自分たちだけの課題とせずに話してみる


箕輪、南箕輪、富士見、松本、大町、伊那で森ビジョンに関わる15名の皆さんから、それぞれの地域の現状報告や、行政と市民の関わり方の違いがありますが、他の地域とシェアしたい活動などもお話いただきました。

2016年には50年の森林ビジョンを策定した伊那市。
それを市民目線で応援する市民団体が存在すること。

行政が、策定段階から市民とともに作ろうとする松本市。
行政が主導でも、丁寧なヒアリングをするコンサルが存在することで、市民の意見を吸い上げていたり、市民が動いても行政がその必要性を感じていなかったり。

本当に地域によって、まったく違います。
組織もそもそも森林のことは、産業なのか環境なのか?もちろん2者択一ではなくても、環境部に所属するのか、産業振興部に所属するのかでも随分違うのかもしれません。

行政の考え方、市民の活動度合い、森の在りよう…様々なことが絡み合い、これに正解はありません。
しかし、各地域の違いを理解し、それぞれの地域のいいところを取り入れあうことはできると感じました。

話の中で、来年度は、森林ビジョンフォーラムのようなものを開催して、それぞれの状況の共有と、これから長野県の森林が向かうべき姿の検討、森林税のPRなどをしていきたい!と盛り上がりました。
また、森部として、長野県内の市民が足を踏み入れることができる森情報マップ?なども作りたいなーという意見もでました。
 
それぞれの持っている情報と知見が素晴らしく、今後もこのような繋がりをもてたら、きっと何かが変わるんじゃないかと、ワクワクが止まらない、、そんな会でした。


2024年4月には森に関わるオンラインお話し会をまた、開催します。
そのほかの地域で、森づくりに関わるみなさま、森に関心のある皆様、ぜひ一緒に長野県の森について考えていきましょう!
 
ご参加くださった皆さん、ありがとうございました。


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