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日本のお出汁と音楽

今日は曲作りを行なっていて思うことを簡単に書きたいと思います。

私は今ピアノ曲を中心に作って音楽を配信していますがなるべく日本的な感覚を音楽に入れ込みたいという気持ちでつくっています。

最近lofiというbgmのプレイリストで人気のjapanese lofiというプレイリストを偶然に聴きました。フランスなどの若者の間ではよく聴かれているようです。そのbgmを作っているのは大半が外国人の若者なのですが、聴いてみると、そこでイメージされている日本はやはり中国やその他アジアの国という大雑把なくくりでイメージがされているような感じで面白かったです。

lofiサウンドの特徴は一般的に高音域と低音域をイコライザーという周波数を調整するソフトでこれらの音域を大幅にカットしてゆったりとしたビートでチルイという雰囲気をつくりだしています。その中に使われる音色としてほぼ必ず尺八のような笛の音か琴や中国の二胡といった楽器のフレーズがかなり誇張して使われているのです。

また少しおかしくなったのが曲のタイトルです。

例えば気になった曲名ではローマ字で

Arigato
natsukashi
shishi(しし?)
kaya
yosuke(よすけ?)
nakanaori
kodama

と何気にいい線をついている曲名でした。さすがにyosukeに関してはもう日本はそんな時代ではない。ビルも都会には建っているぞ。とつっこみをいれたくなりました。

ただ以前は洋画の中で登場する日本人はほぼおかしな発音で「社っ長さん 社っ長さん」という誇張されたヘンテコな日本人が登場するイメージが強かったですが、lofi japaneseのbgmは以前と比べれば、かなり日本を捉えているとも感じました。また外国の若者が日本に興味をもってもらえていることが微笑ましく感じました。

と同時このジャンルではai生成で大量に生成された楽曲も多く、1人の日本人として本当の日本を伝えたいという職人のような気持ちもでてきました。

たとえるなら君たちは日本のだしの文化、あのお吸い物を飲んだときのような日本人の感覚をしっているのか。というある種おせっかいの気持ちでしょうか。

この分野はよく聴かれているので、自分の曲のフレーズを一部使って宣伝にもなるためlofi japaneseをつくって便乗しようかとも思いました。

タイトルはどうしましょう。
日本人はよく謝罪するので
「gomenne」あたりでいきますか。
いや「suimasen」にしますか。どうでもよいですね。

世界で今日本は食文化はかなり評価されてきているようですが、音楽の中で日本の儚さや懐かしい、切ないという情感を伝えることはまだまだハードルが高いなと感じたこのごろでした。

本日は雑文失礼しました♪

spotifyにて海をテーマにしたピアノ曲を配信しています。
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読んでいただきありがとうございました♪



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