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遥か昔の物語「星の道を〜ホシノミチヲ〜」#2

奥さんと一緒に作った絵本「星の道を〜ホシノミチヲ〜」、その中の絵を1ページずつ紹介しています。

前回は表紙でしたが、今回は物語の始まりの絵になります。

この鳥は、僕の中から出てきたワタリガラス。

クリンギット族のなかでは
ワタリガラスは世界の創造主だと語り継がれています。
しかしそれは「神」のような扱いではなく
やんちゃでいたずらが好きで
気まぐれや偶然で世界を創ったといわれています
空を飛んでいて「暗いなぁ」と思えば星をちりばめてみる
気まぐれに地上に動物を創ったけど
創りそこねて人間というおかしな生き物を創ってしまった

ワタリガラスの神話

静かに絵を見つめる、すると物語が聴こえてきたのです。
スベテノハジマリ。


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