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【season2-3学期】 「 まちを耕す学 」 シラバス (教室開講のお知らせ)

こんにちは!暮らしの大学 事務室です。

毎度ギリギリのお知らせになってしまい恐縮ですが、3学期最初の教室「 まちを耕す学 」を1月31日(日)に開講することが決定しました。
今回は本教室の詳細をお知らせします。


教室名:「 まちを耕す学 」

「土、人、コミュニティ…
 まちのあらゆる要素を耕し、持続可能な暮らしの実践について考える」


▼教室の概要

今学期のテーマは「未来」。
未来をつくっていくのは、今の私たち。
では今、わたしたちがするべきこととは?

本教室では暮らしの大学が大切にしてきた「暮らしの目線でまちをつくる」ということを前提に、「未来のまちをつくること」について「まちのあらゆる要素を耕す」ことから考えていきます。
それは時に、土であり、人であり、コミュニティかもしれない。

culture(文化)の語源は、ラテン語の cultura 。cultura の語幹は colere で、「守る、手入れをする、耕す」という意味。

まちを耕すことで、どんな文化が生まれるのか。
そして文化がどんなまちをつくっていくのか。

具体的な行動レベルで探っていくのが、「まちを耕す学」です。

↓3学期のテーマの詳細はこちら


▼教室の内容

今学期を通して取り上げる「SDGs」の11番目の目標である「住み続けられるまちづくりを」、そして12番目の目標である「つくる責任 つかう責任」の2つについて、今回は「食」と「コミュニティ」の観点を中心に考えていきます。

プログラムは、以下のように予定しています。
・3学期のテーマ「未来」について
・映画鑑賞
・ワークショップ

映画の鑑賞をすることから思考の旅をスタート。鑑賞するのは、「都市を耕す エディブル・シティ」。経済格差の広がる社会状況を背景に、新鮮で安全な食を入手するのが困難な都市で、市民自らが健康で栄養価の高い食べ物を手に入れるシステムを取り戻そうとさまざまな活動が生まれて行く。一人一人の活動がコミュニティを動かす力となり、社会に変化をもたらす卓越した草の根運動のプロセスを実感できるドキュメンタリーです。(詳細は下記参照)

映画の鑑賞後にはテーマにまつわるゲストとして、ローカルフードサイクリング 代表取締役社長でありNPO法人循環生活研究所 理事の たいら 由以子さんをお迎えし、ワークショップを開催します。
箱崎の事例も取り上げながら、テーマに関する理解や自分の暮らしへの理解を深めるとともに、暮らし、まちの「 未来 」を具体的な行動ベースで考えていきます。

尚、本教室はオンライン会議ツールZoomを使用し、「オンライン」で開講します。


▼上映作品:都市を耕す エディブル・シティ

舞台はサンフランシスコ、バークレー、オークランドの3都市。

「空き地で、食べ物を作れるんじゃない?」

経済格差の広がる社会状況を背景に、新鮮で安全な食を入手するのが困難な都市を舞台に一部の市民が始めたアスファルトやコンクリートをガーデンに変えて行く活動。それが共感を呼び、世界に大きなうねりを生んでいます。

「食が重要視されないなら 市民がその重要性を訴えるだけ」
「(社会の中で)問題は山積みだけど 食なら人々の力で変えられる」

そんな思いから、健康で栄養価の高い食べ物を手に入れるシステムを取り戻そうとさまざまな活動が生まれて行く。そして、一人一人の活動がコミュニティを動かす力となり、社会に変化をもたらす。卓越した草の根運動のプロセスを実感できるドキュメンタリー。


本上映は、ユナイテッドピープルさんが運営する「cinemo」が提供するオンライン上映システムを利用して上映いたします。

※上映に関する注意事項(ユナイテッドピープルさんからの注意事項)
・受け取り側のインターネット回線が共有Wi-Fiなどですと、映像がスムーズに流れない可能性があります。参加されるみなさまに関しましても、高速インターネット回線確保をお願いいたします。
・画質は通常の上映と比較してだいぶ荒くなります。たまに、コマ遅れが起きる可能性がございます。ご了承ください。
・上映映画の録画はご遠慮ください。

▼本教室のゲスト :たいら 由以子さん

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ローカルフードサイクリング 代表取締役社長
NPO法人循環生活研究所 理事
平成8年に最愛の父のガン宣告、食養生による闘病の際に安全野菜が手に入らないことから土が病んでいることに気づく。持続不可能な社会を、暮らしと土の改善をつなげることで解決するため、コンポストを活用した半径2km圏単位での小さな循環を全国に広げることを決意。平成9年よりコンポスト、フリマ、地域づくり活動を開始。NPO法人循環生活研究所(じゅんなまけん)設立。内閣府と人材養成・支援事業構築、国連機関と海外ノウハウ移転事業開始、アジア3R推進事業、生ごみ資源化100研究会を経てローカルフードサイクリングを設立。


▼教室計画

開催日時|2021年1月31日(日)16:00〜 18:00終了予定
開催方法|オンライン ※Zoomを使用します

参加費 |1,500円
参加資格|日本国内在住のすべての方
※上映権の関係により、日本国内にお住まいの方への上映となるため。

▼お申し込み方法

オンラインチケットサービス「Peatix」にてお申し込みください。


▼こんな方におすすめ!

・SDGsに興味がある / 実践する方法について考えてみたい
・食の循環、持続可能な食について興味がある
・これからの都市について考えたい
・暮らしやすいまちについて考えてみたい


主   催|暮らしの大学
企画・運営|ハコと場をつくる SAITO
 
お問合わせ|暮らしの大学 事務室
kurashinodaigaku.hakozaki@gmail.com

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