kurashino_ezawa

kurashino_ezawa

マガジン

  • 真昼の空にもあまたの星

    • 20本

    埼玉でカフェやスペースなどを運営する数名が、店のできごと、日々感じること、見えてくる世界をつらつらと綴ります。

最近の記事

北本団地 秋まつり

先日の日曜、自分達が団地のお祭りに関わるようになって2年目の秋まつりが行われた。 元々コロナ前は夏に行われていた団地祭が、去年から秋まつりに形を変えて再開されるようになった。櫓はなく一日開催で昼間のみ。元のお祭りと比べるとかなりの縮小開催になっているのが少し寂しくもあるけれど、これはこれでとてもいい感じのお祭りになってきているように思う。 団地が高齢化していようが少子化が進んでいようが、やっぱり人が集まって何かやる機会は求められていて(むしろ切実に求められているのかも)、

    • 近所でまかなえると嬉しい

      何故かこないだから家電の話が続く。 中庭のエアコン掃除を依頼した。 近所のたい焼き屋さんのTwitterで「隣の電気屋さんにエアコン掃除をお願いしたら復活した!」というのを見かけて、うちもお願いしたのだ。 それから2-3日でエアコンを引き取りに来てくれて、その日のうちに掃除・再取り付けまでしてくれた。迅速な対応素晴らしい。 冷房復活。中庭も生き返った。 近所にそういうお店があると、生活はとても快適になる。 家の畳を変えた時も、地元の畳屋さんに電話したら30分後には引き取

      • オーブンレンジ問題をやりすごす。

        3年前、引っ越しを機に買ったオーブンレンジが最近壊れてしまった。 普通に使っていたつもりだけど3年で故障。ちょっと早すぎる気がする。 修理できないか調べると3万円で買ったオーブンレンジの修理に3万円かかるという。高くない?そんなもん?3年で壊れるのが嫌ならもっと高いものを買えということだろうか。しかし20-30年前の家電でも現役で動いているものもあるし、それらは高級なものばかりではないはず。高機能じゃなくていいから、長く使える壊れないものが欲しい。 修理も検討したが急いでいた

        • 「プロジェクト」の「記録」と「暮らし」

          10数年前に北本市で行われていたアートプロジェクト「北本ビタミン」や、今は無きアートNPO「キタミン・ラボ舎」などを取材したドキュメンタリー映画が、中庭でテスト上映された。 自分も関わっていたし北本団地商店街でも色々な活動が行われていたので、取材されて色々話もした。だから、映画にも自分が出てきて話していた。変な感じ。 映画を撮っているYさんは「終わったアートプロジェクトのその後」に興味があり、北本のプロジェクトを見つけて取材を始めたという。だから10数年前の現場には居なかっ

        北本団地 秋まつり

        マガジン

        • 真昼の空にもあまたの星
          20本

        記事

          過去はいつも新しく、未来はつねに懐かしい

          年末の北本団地商店街。 2週間くらい前にピザ屋のIさんから相談をもらったイベント「年の瀬マルシェ」開催でキッチンカーが5台出店。穏やかだけど賑やか。 「中庭」は大掃除なのでテーブル椅子を外に出してモップ掛けと水拭き。 作業していると近所のTさんが手伝いに来てくれる。普段なかなか細かいところまで掃除できないので、この機会に隅々まで水を入れて流して掃除した。溜まっていた一年分の埃と団地の人から持ち込まれた色々なものと空気が流れてスッキリした気がする。 いつの間にか表に出したテーブ

          過去はいつも新しく、未来はつねに懐かしい

          完成させるために塗っているわけじゃない かも

          埼玉県北本市と桶川市の間あたりに、北本団地商店街はある。 1971年に北本団地と共に誕生して以来、長きに渡って団地の暮らしを支えてきたのだが、2022年現在では団地の少子高齢化も相まって立派なシャッター商店街となってしまっている。 私たちはそんな商店街の端っこに「ジャズ喫茶 中庭」という場所を作った。ジャズ喫茶、音楽ライブを中心に、レンタルスペースとしても開けているので、日替わりキッチン、福祉団体の交流の場、手話カフェ、フリースクールなど、様々な活動が行われている。 去年の

          完成させるために塗っているわけじゃない かも