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過去はいつも新しく、未来はつねに懐かしい

年末の北本団地商店街。
2週間くらい前にピザ屋のIさんから相談をもらったイベント「年の瀬マルシェ」開催でキッチンカーが5台出店。穏やかだけど賑やか。
「中庭」は大掃除なのでテーブル椅子を外に出してモップ掛けと水拭き。
作業していると近所のTさんが手伝いに来てくれる。普段なかなか細かいところまで掃除できないので、この機会に隅々まで水を入れて流して掃除した。溜まっていた一年分の埃と団地の人から持ち込まれた色々なものと空気が流れてスッキリした気がする。
いつの間にか表に出したテーブルには近所のYくん家族とFちゃん家族が座っていてRちゃんも遊びに来ていた。掃除中の場所も彼らにとっては遊び場だ。まあ大人もそんな感じだけど。Yちゃんも東京から作業しにきた。お土産にリンゴをもらった。

ここまでで何人出てきたかな。イニシャル逆にわかりずらいな。とにかく沢山ふらっと遊びにきたり手伝いに来たりしてくれて、年末感が強かった。

中庭女将のカナコさんも、子供たちの相手をしながら頼まれたケータリングの用意をしながら掃除。中庭マスター落合くんも帰ってきて一緒に掃除。

夜は北本団地商店街にあるもう一つの店舗「てと」の忘年会に参加。適当な話で盛り上がる。この店も一年前には無かった。不思議な気分。

日々が早く過ぎ去りすぎているし、当たり前のようにみんな顔出してくれるから忘れそうになるけど、こんなふうに北本団地商店街に集まれるようになったのはここ1-2年くらいのことなのだ。どんどん登場人物が増えて輪が広がって訳が分からなくなっていくけど、楽しい。来年また場所増えるし。いいぞ、もっとやれ。

ついでに言えば俺は18歳くらいまでこの団地で育ったから昔の記憶も混ざっていて本当によく分からない不思議な感覚になる時がある。大人になってから出来た友達たちが、なんでみんなここにいるのみたいな。

子供の時、団地はこんな感じだったような気もするし、でも多分そんなことないんだろう。記憶は美化されてる。あの時よりも今の方が楽しい。つーか楽しい部分だけがすごく増えたように思う。
それでも北本団地商店街で楽しそうに走り回っている子供らを見ていると、過去の自分を見ているような、残像?走り回っていた自分を見ているような変な感覚がある。子供は現在だし未来に向かってるんだけど、過去でもあるんですよ。不思議。だけどそういうもんだろって気もする。ああ、だらだら長い。

今年も終わりますね。来年も楽しいこと沢山したいな。皆様良いお年を。

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