働き方改革で給料が減った

 働き方改革という言葉はすっかり定着していますが、その中身の殆どは残業時間の削減でしょう。

そうすると、働き方改革を頑張るとどうなるか?それは残業代が減るため給料が減ることになるわけです。

そもそも、「生活残業」という言葉が日本にはあります。

「今月は飲み会が多くて家計がピンチだから残業頑張ろう」というものです。 しかし、本来的には順序が逆だと思います。業務があるから残業があるのであって、給料を稼ぎたいから残業をする訳ではありません。

当たり前の話ではありますが、この意識改革をしていかないと、本当の意味での働き方改革は成功しないでしょう。

また、会社の側としても、「働き方改革を頑張って遂行した」社員に報いる方法を考える必要があります。

会社の「労働時間を削減せよ」という指示を受けて、「頑張って労働時間を削減した」結果として手取りが減ったという結果だけでは誰もやる気にはなりませんし、頑張った人が損をする結果となってしまいます。

そこで、評価制度・賞与の払い方、昇進・昇格のあり方、賃金制度全体を含めて、見直す必要がある時期に来ていると言えるでしょう。

http://news.livedoor.com/article/detail/15205574/

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