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ごはん鍋

大切な道具がまた一つ増えました。

何年もの間、欲しいものリストのトップに置いていたごはん鍋です。

色は天目(黒)と飴(茶)で最後まで悩み、
         * 夫、弟→ 天目
         * 妹、私→ 飴 
天目を迎えましたがとても気に入っています。

滋賀県甲賀市信楽町にあるカネフサ製陶さんのごはん鍋です。

私は冗談抜きにお米を食べないと生きていけなくて。

小学生の頃、給食のパンが苦手でした。(中学からはお弁当でした)

美味しいと感じないし、食べると気持ちが悪くなるのです。当時はアレルギー等の言葉は知らず目に見える症状は出なかったので、私の好き嫌いだと思っていました。身体に合う合わないという概念はなく、好きか嫌いか、食べる気があるか無いか。

だけど合わないものは合わない。
今は美味しい!と感じるパン屋さんも増えましたが、食べた後で気持ちが悪くなる、体調がおかしくなることには変わりありません。
そのため食事をパンで済ませることが出来ず、たまに嗜好品としておやつにいただく程度。自宅では三食お米をいただきます。
( 稀にうどんやラーメンにした時はおやつにお米で体をリセット )

独身時代は玄米を食べていた時期もありますが、結婚後は親とトレードした炊飯器で白米を炊いてきました。


お鍋にしようと思ったきっかけは、4年ほど前の停電でした。

ガスは問題なく使えたので、お味噌汁用の鍋で炊いてみたんです。水加減も火加減も全て勘。「 確か、こんな感じだよね~ 」くらいの適当さだったのですが、驚くほど美味しかった。
「やっぱり鍋で炊くご飯って美味しい!この鍋で適当に炊いても美味しいんだから、専用のものを使ったらどんなに美味しいだろう!」と思いました。

炊飯器は内側の塗装が剥がれていく点も気になるし、こだわりの炊き上がりの物を求めると高価になる。

そこにお金を注ぎたいか・・?と考えた時、
次はお鍋にしようと決めました。

そもそも皆どんな風にお米を炊いているのかご近所さんに聞いてみると、
圧力鍋、土鍋、ガスコンロをリフォームした時に付いていた炊飯用鍋など、思っていた以上に鍋を使われていました。私のご近所調べではなんと9割がお鍋!

その理由の多くは
「炊飯器だと一時間くらいかかるでしょう。待ってられない。」「電気代が勿体ない。」でした。

確かに鍋は早い。
今回迎えたごはん鍋の場合
1合:強火9分→テーブルに置いて15分(蒸らし)
3合:強火15分→15分置いて完成です。

たくさんの種類のお鍋が出ていますが、カネフサ製陶さんに決めた理由はこの火加減の簡潔さ

鍋の縁が高く吹きこぼれないこと。(実際大丈夫でした)

安全性についても書かれていた点です。

安全性については最終的には作り手を信頼することしかできません。他は日本製かどうかやサイズのみの紹介で終わる商品だけだったなか、カネフサさんの姿勢に好感を持ちました。


炊いてみると本当に美味しい!

前日まで「あれ?私古米を買ったのかな?」と色も味も感じていたお米が、ツヤツヤの瑞々しい美味しさに変わりました。
お米が原因ではなく炊飯器の寿命だったみたい。
そして冷めたご飯も瑞々しくて美味しいです。

一口に強火といってもプロパンと都市ガス、コンロ自体によっても差があり、3合の場合9分後に蒸気が上がる火力が最高の味を引き出せるそう。

まだまだ迎えたばかりなので、加減しながらわが家の美味しさを追求していくのが楽しみです。

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