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WEBエンジニアがMDMを導入してみた

自己紹介

はじめまして 2020年8月に入社した冨田です。

前職では大手不動産ポータルサイトでネイティブアプリやバックエンドの開発を行っていましたが、フロントエンドやインフラも含めて1つのチームで開発してみたいと思い転職しました。

最近は「北欧、暮らしの道具店」のiOS/AndroidアプリでWidget機能を追加したのですがAPIを担当しました。
アプリはぜひ使ってみていただければと思います。

入社初日

クラシコムでは基本的にはリモートワークで働いています。
コロナ禍で入社したのですが事前にバックオフィスのチームが手作業でキッティングしたMac、オフィスチェア(ちなみにディスプレイも貸与可能です)を自宅に送付していただきました。

クラシコムはコロナ禍になる前からリモートワークが可能で基盤がすでに整備されていました。
チャットコミュニケーションはSlack、会議はZoom、電話はDialpadなどを利用しています。(テクノロジーグループでは最近はもっぱらAroundを利用しています。)

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クラシコムの情シス

クラシコムでは部署としては情シスが存在しません。
ホットパンを愛してやまないデザイナーでテクノロジーグループのマネージャーでもある村田、財務経理や法務を担当しているけど情シスとしてエンドポイントセキュリティシステムを導入した原田、コミュニケーションGを管掌するビジネスプラットフォーム部の部長でありメールマガジンも執筆している高尾、様々な部署・職種の方が集まり本業のかたわら情シスを担っています。

代表の青木も情シスに参加しているのですが、青木曰く学校のクラブ活動のようなものだそうです。

私が情シスに参加するまではピンポイントでエンジニアがサポートしていましたが、ガッツリは参加しておりませんでした。

私自身情シスに興味を持っていましたが、アサインされた理由としては「MDM導入にあたり技術的な知識も少し必要になってくる」、私は入社して日が浅く、「フルリモートワークということもあり他部署と接点を持っていたほうがクラシコムに馴染める」という理由があります。

MDM導入

情シスとしての初仕事としてはMDM(Mobile Device Management/モバイルデバイス管理)の導入でした。

MDMの導入の動機は一般的な導入理由とかわらないです。

 ​- 盗難などの緊急時にデバイスをロックしたり、データを消去したい
- 年数回行っていたGoogleのアンケートフォームを利用した棚卸しを自動化、リアルタイム化したい
- キッティングが手作業だったものを自動化したい

クラシコムでは全職種Macを利用しており、MDMはMacと相性の良いJamf Proを採用する方向が私の入社前からふんわり決まっておりました。
情シスの手が足りないため、導入にはいたっておりませんでした。

導入してみて

代理店のサポートが手厚く、契約前の試験環境の構築も丸一日つきっきりでサポートしていただけたので、スムーズに検証が行え安心して発注することができました。

キッティング時のソフトウェアのインストールはShell Scriptを使っている部分もありエンジニアの知識が活かせそうでした。

MDMにRest APIがあるので自動化できる部分もありそうな雰囲気を感じます。

私自身はアプリケーションエンジニアとして少しでも「何かの役に立つ」、「負担が軽減される」ものを作っていきたいなと思っているのですが、情シスの分野もそこは変わらないなと思いました。

いままではバックオフィスチームが手袋をはめて手作業で丁寧に開梱し、アプリケーションをひとつひとつインストールしていたのですが、ゼロタッチキッティングにより作業が軽減され、たくさんの方が同時に入社されても大丈夫な状態が整いました!

まとめ

今回MDM導入にあたり検証用の端末の用意やシステム導入の稟議や発注、押印でバックオフィスチームとやり取りをしていたのですが、皆さんレスポンスがはやく検証用端末も翌日には自宅に届いたり、稟議や発注、押印も即日対応していただけて丁寧さだけではなくスピード感のはやさも感じました。

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すべてのMacにまだ導入したわけではありませんが、ひとまず新しくキッティングするMacはMDMを利用しはじめました。バックオフィスチームの方々に素直に喜んでいただけて導入したかいがあったなと思いました。

クラシコムはまだ余白が多く、フィットするシステムや進め方を探求できるかなと思います。
WEBSREエンジニアだけど情シスにも興味があるなという方ご応募お待ちしております。