うつわの仕入れ、東へ西へ。
おはようございます。
イベント「普段のうつわ、ご褒美のうつわ」に向けて、作品の仕入れに東へ西へと出かけている日々です。
昨日は松江市の「袖師窯」さんを訪ねました。
東京で展示会に出かけられていたご主人にはお会いできませんでしたが、作品をたっぷり見せていただき、わくわくしながら仕入れをさせていただきました。
こうして直接窯元へうかがうことができるというのは、とてもありがたいこと!
自らの目で「これがいいな」と選ばせていただけるのも、贅沢なことです…。
先日は鳥取の東、岩美町にある「牧谷窯」さんへ。
先日の「時々、コラム。」でも牧谷窯さんの魅力についてお伝えしたのですが、やはり実際に作陶されている杉本義訓さんにお会いし、工房に案内していただいて作品を選ぶときが一番、わくわくしますし、緊張もします。
初めてお邪魔したときには完全に舞い上がってあわあわしながら選んだ(ほぼ記憶なし)のですが、最近は自分に「落ち着け!」と唱えながら、なるべく冷静に、まんべんなく、かつ、過去のイベントのことも思い出しながら仕入れができるようになった気がします。…気がする、だけかもしれませんが。やっぱりたくさんの作品を見ると「うわ~」とときめきが先に立ってしまいますね…。
練りこみ技法によって作られる、途方もない時間と手間を経て焼き上げられた作品たち。でも当の杉本さんはそういうことはまったく感じさせないお人柄で、「作りたいものを作っているだけ」と飄々とされていて、浅い言葉ですが「カッコいい…!」です。
そして、杉本さんがもうひとつのライフワークにされているサーフィンの話もうかがったりして…。すぐそばに広がっている岩美町の海の美しさも、作品を健やかに作り続けるうえでとても大切な要素のひとつなんだな、と思いました。
また、この日は帰りに鹿野町の田中ちあきさんの工房にもお邪魔しました。
田中さんとはお会いしたことはあるのですが、実際に工房をお訪ねするのは実は初めて。
牧谷窯さんと同じく「練りこみ技法」で作られる田中さんの作品は、とてもユーモラスでかわいいのです!
工房の棚には、素焼きを待つうつわたちがたくさん、並んでいました~。
微妙に顔の違うくまちゃんたちがたくさん。どんな焼き上がりになるのか、楽しみです。
鹿野の町並みも久しぶりに見たかったので、ちょっと寄り道をしてきました。
城下町だった鹿野、細い路地にも水路が流れていたりして、風情があふれます。
平日ということでひっそりとしていましたが、その分、街歩きを楽しめました。こうして、うつわの仕入れとともに、その土地の風土を感じるのも、私たちにとっては大切なことです。
たくさんのうつわを車に乗せて工房を後にする時、いつも感じるのは、「作り手の方が自らの手で作りあげた作品のひとつひとつを、私たちもいとおしみ、大切に扱いながら、皆さまに魅力をお伝えできるよう頑張らねば!という思いです。
あらためて、準備を頑張ろう!という気持ちになりますね。
それぞれの窯元さんの作品については、後日詳しくご紹介しますので、お楽しみに!
スタッフが皆さまに喜んでいただけるものを、と頑張ってセレクトしましたので、良かったらぜひぜひ、イベント「普段のうつわ、ご褒美のうつわ」へいらしてくださいね。
初日の13日の11時~14時のみ、予約が必要です。
こちらの専用サイトからご予約ください。(11時台は残り数席です)。
それぞれの日ごとに楽しい催しも企画しています!
うつわに合わせたいおいしいもの、暮らしを楽しむためのあれこれ…ぜひ秋の出雲でお気に入りに出会ってくださいね。
お待ちしています!
イベントの詳細はこちらのマガジンからご覧ください。
そして本日は「山の図書室」オープン日です。
10時~15時、「オープンスペース.美南」さんにてお待ちしています。
新規会員登録も大歓迎!閲覧だけもOKですので、お立ち寄りくださいね。
なお、19日(月)は図書室はお休み、マイクロライブラリーのみオープンとなります。どうぞよろしくお願いいたします。
サポートありがとうございます。とてもとても励みになります。 島根を中心としたNPO活動に活用させていただきます。島根での暮らしが、楽しく豊かなものになりますように。