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「おいしいパンで作る、とびっきりのサンドイッチ教室」レポート

おはようございます。

昨日行われた「シマシマしまね」のワークショップ、「おいしいパンで作る、とびっきりのサンドイッチ教室」のレポートです。

講師である「杜パンカフェ」の雨川さんには、もう何度もサンドイッチ教室をお願いしているのですが、そのたびに新しい発見があります。雨川さんもそのたびにこちらがあっと驚くようなものを考えてくださるので、とても人気のワークショップとなっています。

昨日も、初めての方、杜のパン屋さんに通っていらっしゃる方など、さまざまな方がいらっしゃいました。

今回のメインは「味噌ペースト」。サンドイッチと味噌…という、意外な取り合わせ。でもこれがおいしいのです!

一見するとシンプルなペーストですが、鶏の皮から取った上質な油、ネギや生姜といった薬味も入っていて、とても奥行きのある味。作業自体はシンプルでも、「面倒を見てあげないといけない」という言葉どおり、ていねいに作っていくことがポイントです。

「なんでサンドイッチに味噌を塗ろうと思われたんですか?」とうかがうと、「うちのパンはごはんみたいな感覚で皆さんが食べておられるから、味噌も合うんじゃないかと思った」とのこと。確かにいつも、「ごはんのように飽きなくて毎日食べたくなるパン」を目指していらっしゃるということで、お味噌汁と合わせて朝ごはんにされる方も多いんだそうです。

おにぎりや、和え物などの料理にも合う万能調味料ということで、皆さん熱心にメモを取っていらっしゃいました。

うすく味噌ペーストを塗ったパンに、昆布だしと牛乳と合わせて作った厚焼き卵と鶏もも肉を挟んだボリュームたっぷりのサンドイッチ。パンは「杜のパン屋」さんの6枚切りのものを使っていて、ふんわりとした弾力を感じます。味噌と、昆布だし入りの厚焼き卵という和の素材が、パンにもぴったり、とても深い味わいのサンドイッチになりました。



そして、今回作ったのはもう2種類。

旬のいちじくを木次乳業のバターで炒めて、ジャムのような感覚でパンに塗るオープンサンド。4枚切りの食パンに、ヨーグルトで作ったソース、そしていちじくを乗せていただきます。

雨川さんが毎年秋に作られる紅玉りんごのゼリージャムも乗せて、宝石のようにキラキラ、とってもきれい!


さらに、こちらも旬のりんご「とき」をチーズやセロリと合わせてマヨネーズと和えたものを、4枚切りの食パンに挟むポケットサンドです。

雨川さん特製の鶏ハム(とってもしっとりとした味わいでした)も入って、こちらもボリュームのあるサンドになりました。

ひとつひとつの工程…例えば「パンの端っこまできちんとバターを塗る」とか、「鶏肉を一度茹でて臭みや余計な脂を取る」といった、こまかなひと手間が、積み重なっておいしさにつながっていくんだなあ…というのを実感したワークショップでした。

参加された皆さんも、写真を撮ったり雨川さんに質問されたりと、有意義に過ごされていました。

最後に皆さんでサンドイッチランチ!雨川さんの優しいお人柄に、お話も盛り上がっていたようです。

帰りには「杜のパン屋」さんの食パンをお買い上げいただく方も。家で実践!してみてくださいね。

面倒だけどやってみたい!と思うような、わくわくするような料理を教えていただき、私自身もすごく刺激になりました!味噌ペースト、必ず家で作ってみたいと思います。

そうそう、こちらの味噌ペーストは雨川さんのお母様の味なんだとか。きっととてもお料理上手で素敵なお母様だったんだろうな~。味の記憶がつながるっていいな、と思いました。

参加してくださった皆さま、雨川さん、ありがとうございました!


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