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森脇さんのうつわが生まれる場所へ。

おはようございます。

先日お伝えした「シマシマキャラバン」。2回目となるポップアップショップを、雲南市掛合町の「入間交流センター」にて開催いたします。

シマシマしまねからは松江市の「yadorigi」さんのベーグル、「CARRE」さんのパン、そして島根のおいしいものたちをお届けしますが、当日は、地元のおばちゃんたちが作る野菜たっぷりのプレートランチがいただける「カフェあいあい」も開催されます。今回のメニューはピーマンの肉詰め梅おろしソース、糸瓜のサラダ、ごぼうごはんなど、とのことです!おいしそう。

ランチは予約制です。当日お出かけいただいてもお断りをしなければなりませんので、必ずお電話でご予約ください。

入間交流センター(島根県雲南市掛合町入間498-5、0854-62-0403)

どうぞよろしくお願いいたします!


さて、8月の終わりのことですが、邑南町に出かけた…というお話を以前綴ったと思います(こめじるしさんでランチを食べたという、あの日です)。

同じ日に、邑南町で作陶活動をされている「森脇製陶所」の森脇さんにお会いしてきました。スタッフは何度かお会いしたりお電話でお話をさせていただいたりしているのですが、アトリエにお邪魔するのは初めてです。

森脇さんのアトリエは、ご自身が植樹されたり、拾ってきたどんぐりが芽を出したりして育った落葉樹に囲まれていて、とても気持ちの良い場所。雨の中だったこともあり、緑が濃くて、木々の呼吸が感じられるような気がしました。

ここで家族との時間を過ごしながら、土と対峙し、手の動くまま心の赴くままに作品を作っていらっしゃるという森脇さん。スタッフも何点かうつわを持っていますが、森脇さんが「使うその人の食卓に上がってからが自分のうつわたちのステージ」とおっしゃるとおり、どんな食材でもうつわとの相性が良く、食卓を彩ってくれる存在。これに何を盛り付けようかな…と想像を膨らませる楽しさをもらえるうつわたちです。

井戸水で点てた冷たいお抹茶をいただきながらお話をさせていただきましたが、その中で感じたのは「日常の中にうつわがあり、うつわの中に生きざまがある」…ということ。

森脇さんが毎日をまっすぐに生きておられる(それは作品に向けてだけではなく、家族にも、暮らしにもまっすぐに)ということが、作品から伝わってくるのが本当に不思議です。「こういう作品をつくろう!」というのではなく、あるがままに土に向かいつくり出されたものだから、手にとると作り手の生きざまが感じられる気がするのです…。普段は非科学的なことはほとんど信じないのですが、うつわを手にとると、作り手の思いがしっかり伝わるような気がするんですよね…。

そして、素敵な作品をつくる方は、豊かなことばを持っておられる…今までお会いした作り手の方々を見ていて、そんなことを感じました。

同じ邑南町にある「こめじるし」さんでも、森脇さんのうつわを使っておられます。ピザトーストのお皿、中のかわいい小皿。

こめじるしさんと森脇さんのご関係も素敵で、今回また良いご縁を頂き、オーナーさんご夫妻にも感謝しています。そしてピザトーストは本当においしい(何度も言いますが)。

地元の土でつくられたうつわに、地元の食材を使ってていねいにつくられたごはんが乗っている、という豊かさよ…!皆さまも機会があればぜひ、味わってみてくださいね。


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