豊かな歳の重ね方を、洋菓子店オーナーさんに見る。
おはようございます。
先週のことですが、松江市の洋菓子店「ヴェール」さんへ出かけてきました。お店にうかがうのは本当に久しぶり…。
オーナーの門脇さん、お元気かなあ…と車を停めたら、ドアの向こうから笑顔が見えました！お店に入るなり、「ご無沙汰してます！お変わりありませんか？」とお声がけしていただき、心がほどけます。
ヴェールさんは小さな洋菓子店で、おひとりで切り盛りされていることもあって、店内の細かなところまでオーナーさんの思いが息づいているように思います。
余白を大切にされ、什器のひとつひとつにも選んだ理由がちゃんとある、そんな、凛としたたたずまいがあります。
お菓子が引き立つトレイやプレート、ちょっと遊び心のあるインテリア。
ヴェールさんでは、伝統的なフランス菓子をベースに、素材をしっかり吟味され、余計なもののない、素朴な味わいのお菓子を焼いておられます。
定番のクッキーは甘さや口に入れたときのほろっとした食感がちょうど良くて嬉しくなりますし、フィナンシェやパウンドケーキもおすすめ。
数年前、「シマシマしまね」で「DOOR Bookstore」高橋香苗さんによる「ことばのワークショップ」を開催したとき、おいしいお茶菓子を作って持ってきてくださって、ワークショップにも参加してくださいました。
参加者の皆さんへ前向きなアドバイスをされる門脇さんの深い言葉に、私たちも大いに刺激をいただき、こんな女性になれたらいいなあ…と思ったものです。
そんな門脇さんが「松江に洋菓子店をオープンされる」とうかがった時には、「すごい！」とわくわくしたものでした。もう３年くらい前かな？それからずっと、うかがうたびにいつも笑顔で迎えてくださいます。
「豊かに歳を重ねる」ことのお手本、と私たちがいつも尊敬している門脇さん。「おかげさまで、お客さまに良くしていただいて、楽しくやらせてもらってます」と、やはり笑顔でおっしゃっていました。
お忙しいのに、いつもこちらのことも気遣っていただき、本当に素敵な方です！門脇さんがお元気で良かった！と、私たちも元気を頂いた時間でした。
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