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五感で感じたい!唐音水仙公園に出かけてきました。

おはようございます。
Instagramのストーリーでもお伝えしたのですが、おとといの火曜日、益田市と津和野町に出かけてきました。

松江市は島根の東に位置しており、西の端っこに近い津和野まで出かけようと思うとなかなか大変なのです。
でも、ずっと見に行きたいと思っていた景色があり、それが益田市の「唐音水仙公園」の水仙の群生でした。ちょうど1月半ばから下旬にかけて見頃を迎え、海岸伝いに水仙が咲き誇っているようすはとてもきれいで、見に行く機会をずっとうかがっていたのです。
火曜日はちょうどお天気も良く、水仙の花も見ごろらしいとのことで、朝早く松江を出ていざ、益田へ!

幹線道路から細い細い道を1㎞ほど登ったところに駐車場があり、県外からも多くの方が訪れているのが分かりました。
駐車場から、細い道を下って登って…(トレッキングのような道が続くので、動きやすい服装、歩きやすい靴でお出かけになることを強くお勧めします)、ぱーっと海が見える場所まで到着すると、まず風に乗ってすごくいい香りが漂ってきました。水仙の香りだ、と気づくと同時に、目の前にたくさんの花が!

海の青さと、水仙の可憐な花と、香りとが一度に迫ってきて、思わず「わ―!素敵!」とテンションが上がりました。

画像で何度も見ていた景色ではあるのですが、「香り」までは体験できなかったので、やはり直接訪れ、「五感で感じる楽しさ」ってあるんだなあ、と感じた瞬間でした。

植えられているのはニホンスイセンという一重の花で、平成のはじめから地元の方々が、もともと咲いていたニホンスイセンで街をきれいにしよう、という運動を始めて植え始めたそうです。

現在は200万球以上の花が咲くのだとか。

海岸には天然記念物の「唐音の蛇岩」と呼ばれる特殊な地形の岩があります。まるで大蛇がのたうちまわったようだ、ということからこの名前がついたそうです。

この「唐音の蛇岩」と水仙を同時に楽しめるようにと、周辺の木々を地元の方々がきれいに切り、土をおこして球根を植えていったとのこと。息の長い活動が人々を呼び、唯一無二の風景を作り出したんだなあ…と、感慨もひとしおです。

今ではウォーキングイベントも行われ、地域の内外の方が訪れる景観スポットとなりました。

ちょっと「畑展望公園」の成り立ちにも似ているなあ…と思いながら、起伏の激しい坂道をあっちへこっちへ…疲れましたが、景色が見事だとしんどさも忘れてしまいます。思いがけずいい運動になりました!

2月の半ばくらいまでは楽しめそうなので、お天気の良い時にぜひ、お出かけください(雨の後は道が滑りやすいのではと思います。どうぞお気をつけて)。ご家族連れでトレッキングも楽しいと思いますよ~。

※周辺にトイレがないので(仮設トイレはあり)、お気を付けください。

この後、津和野町にも行ってきたのですが、その様子はまた次回に…。



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