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時々、コラム。

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1週間に一度程度更新していきます。 島根で活動するNPO・くらしアトリエが考える「未来を見据えた暮らし方」。 明るく、時に凛として未来に向かい、素敵に歳を重ねられる島根でありたい…
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#イベント

好き、が溢れる世界。〜推しが推しを連れてきた!

イベント「好きな人の好きなものは好き」の開催から1週間が経とうとしているのですが、なんだかまだ、イベントが続いているような気がするぞ?と、不思議な気持ちの中にいるスタッフたち。 お客さまも、そして、協力してくださった作り手の皆さまもにもイベントの余韻が残っているようで、楽しい後日談がいろいろ聴こえてきます。 今日のコラムはそんなお話を。 毎回、イベントを開催するとそれぞれに反響がありますが、今回は特に、なんというか…じわじわと温かな波がやってくる、という感じで、とても興味

好きな人の好きなものを聞いたら散財しちゃって、結果、暮らしが豊かになった話。

ここ数週間で気がついたら、かなりの散財をしておりました……。 急にどうした、と思われるかもしれませんが、来週23日から始まるイベント「好きな人の好きなものは好き」のありがたい弊害(?)が、散財に繋がっている、というお話です。 このイベント、タイトルを聞いただけだと「なんのこと?」みたいな感じでよく分からないのですが、趣旨を説明すると皆さん「面白そう!」と興味を示してくださいます。 私たち(=くらしアトリエスタッフ)が常日頃「素敵だな」と思っている方に、「好きなものを教え

うつわイベント、嬉しかったことをひたすら伝えたい!

毎回イベントが終わった後は、イベント中に感じた思いを綴る総括のようなコラムを書くのですが、今回は期間中ずっと嬉しくて楽しかったので、そのことが伝わるようにひたすら嬉しかったことを前向きにお伝えするコラムにしようと思います。 今年で7回目の開催となるうつわイベント。 この催しが、私たちは大好きです。好きだからこそ、毎年この時期に繰り返し開催できているのです。 企画は春から行っているのですが、この時点からすでに楽しい。作り手の方にお声がけし、また新規で取り扱いさせて頂く作家

今年のテーマはなぜ「うつわと調味料」だったのか。

今日の「時々、コラム。」は、来週に迫ったイベント「うつわと、調味料。」から、調味料のお話を。 くらしアトリエが2017年から毎年開催しているうつわイベント。 毎年、「うつわ+α」のテーマを決めて、「ただ食器を売るだけのイベントではない」というところに矜持を持って開催しています。 それは、私たちが「くらし」をテーマにするNPO法人だから。 日々の暮らしが今日よりも少しでも楽しく、豊かなものになるように提案や発信をしていくことが、私たちの法人としての役割だと考え、新しいうつ

「信頼できる人の推すもの」に勝るものはない。

年齢を重ねて、身の回りのものの好みもおおよそ変わらないので、何かを買う時にはすごく時間をかけます。今年買った炭酸水メーカーは5年くらいずっと迷っていたし、ソファも買い換えたいけど…と言い始めてからもう3年くらい悩んでいます。 でも、たまに勢いでぱぱーっと買ってしまうこともあり、「男前だね」と言われることも。 先日、翻訳家の村井理子さんがTwitterでおすすめしていた「市場かご風洗えるバスケット」というのを衝動買いしてしまいました。 村井理子さん、翻訳家としてはもちろん

イベント心得…というほどのことでもないけれど。

うつわの直接販売マーケットが終って、2週間が経とうとしています。感染拡大が進んでいる状況で、イベントが終了してもしばらくは手放しで「終わった~!」とホッとすることはできず、ようやく少し安心できつつあるかな…という感じです。 マーケットは当初開催の予定はなく、オンラインだけで開催するつもりだったのですが、「やっぱり直接見て選びたい」という声があったり、オンラインでは販売できない作品があったりしたことから、予約制で開催させていただきました。 予約制でのイベントは、今まで振り返

名前をデザインする ~私たちのこだわり。

先日、打ち合わせの帰りの車の中で「チキン南蛮はカフェのランチメニューとして有りか無しか」という話になりました。 …よくこういうふざけた話をしているのですが、結論から言うと私の個人的見解としては「無し」で、理由は「チキン南蛮の"蛮”の文字の印象と"ばん”という音がカフェのイメージとかけ離れているから」です。だから、例えば「カリカリチキンのスイートビネガーマリネ」とかなら有りかな。「豚の生姜焼き」が「ポークジンジャー」になる、みたいな。あくまで個人的見解ですが…。 まあこれは