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時々、コラム。

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1週間に一度程度更新していきます。 島根で活動するNPO・くらしアトリエが考える「未来を見据えた暮らし方」。 明るく、時に凛として未来に向かい、素敵に歳を重ねられる島根でありたい…
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2021年9月の記事一覧

アンテナが錆びつかないように。

先月のことですが、夏季休業前に松江のひまわり畑のことを紹介した記事を書きました。 残念ながらひまわりは見頃を過ぎてしまっていました、という内容なのですが、この記事の中で、 松江市にもひまわり畑ってないのかな、と思って探したら、古志町というところにありましたありました! と書いています。 実はこれにはちょっと裏話がありまして…。 「古志町にひまわり畑があるって書いてあるよ」とスタッフに言われてGoogleマップを見たとき、「…あれ?」と何かが引っかかったのです。 こ

「母とはピンクである」という、その違和感を探ってみた。

今日の「時々、コラム」は先日の夏季休業中に起こった実体験から考えた、デザインのあり方について。 くらしアトリエの夏休み中のことなのですが、朝、目が覚めたら強烈なめまいに襲われ、起きられなくなったことがありました。 めまい自体は過去にも何度か経験があり、そういう時にはたいてい理由がある(私の場合カフェインの摂り過ぎ)のである意味安心なのですが、今回は思い当たる節がなく、しかも過去にないくらいのしんどさで、大変でした。 無理に起き上がると貧血状態になり、同時に大量の汗が…。

言葉をあきらめない。「まとまらない言葉を生きる」から考えたこと。

今日の「時々、コラム」は、ちょっと読書感想文的に。 夏季休業の間に何冊か本を読んだのですが、その中の1冊をぜひ紹介したいな、と思ったので。どこまで気持ちをまとめられるか分からないのですが、書いてみようと思います。 紹介するのは荒井裕樹さんの『まとまらない言葉を生きる』。 荒井さんは大学の先生で、障害者文化論、日本近現代文学を専門とされています。私はこういう荒井さんの肩書を知らず、とある本屋さんがおすすめされていたので「へえー面白そう」というノリで注文したのですが、読んで