マガジンのカバー画像

時々、コラム。

267
1週間に一度程度更新していきます。 島根で活動するNPO・くらしアトリエが考える「未来を見据えた暮らし方」。 明るく、時に凛として未来に向かい、素敵に歳を重ねられる島根でありたい…
運営しているクリエイター

2021年4月の記事一覧

気持ちよく朝を迎えるために ~それぞれのルーティンを大切に。

4月から新しい仕事や新しい学校に通うことになって、朝の生活リズムが変わった、という方もいらっしゃるかと思います。 我が家も家族が転勤になり、朝ががらりと変わりました。 それまで8時過ぎに家を出ていたオットが、6時すぎには家を出なければならなくなったのです。逆算すると、5時半には朝食ができていないといけない…ということは私は何時に起きたらいいのだ?と、転勤が決まってからずっとそわそわしていました。 いろいろと考えた結果「5時起床」がベストということになり、今は毎朝5時前に

「都会は上、田舎は下」という呪いが解けるかも?「じんわり幸せ」という軸で、地方を考えてみた。

2021年春。いまだ出口が見えない社会情勢です。 どんな未来になるのか混沌としていて、1年前に思い描いていた「ウィズコロナ」「アフターコロナ」の社会とはまた違う未来になるようにも感じていますが、今のところ私たちくらしアトリエが活動している島根県は、良くも悪くも島根のままで、社会が革新的に変わった!という雰囲気はほとんどありません。 島根県は超高齢県にもかかわらず、新型コロナウイルス感染症による死者はゼロ、累計の感染者数も全国で一番少なく、数値上は「日本国内で最も新型コロナウ

なぜNPO法人という道を選んだのか。

今日のタイトル、私たちにとても良く聞かれる質問なのです。 ショップも運営していて、「暮らしを楽しむ朝市」のようなイベントもやっていて、デザインの仕事もしている、それの主体がNPO法人だと分かると、びっくりされることも多々あります。 なので、今回のコラムでその経緯を書いてみたいと思います。 私たちくらしアトリエは、2005年3月にスタートし、さまざまな活動を経たのち、2007年11月に「地域づくり」の特定非営利活動法人(NPO法人)として新たなスタートを切りました。 ※法人

ランチのサラダがおいしいと幸せ。”思いは細部に宿る。”

ここ1年はなかなか「外食を楽しむ」という体験ができなかったのですが、仕入れや取材で出かけるとランチを現地で食べることになるので、行く先々でおいしいお店を開拓する、というのが楽しみでもあります。これは地域の魅力を発信する自分たちの使命でもある、と考え(おいしいものが食べたいだけ、というのもありますが)、皆さんにご紹介できるような素敵なお店を求めてさまよう日々を送っていました。 お気に入りのお店があると、出かける動機づけにもなります。 自治体がどんなにPRをするよりも、素敵な