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時々、コラム。

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1週間に一度程度更新していきます。 島根で活動するNPO・くらしアトリエが考える「未来を見据えた暮らし方」。 明るく、時に凛として未来に向かい、素敵に歳を重ねられる島根でありたい… もっと読む
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2021年2月の記事一覧

「すこやかな人たち」と関わりながら、「健やかな消費」を考える。

先日、最所あさみさんが綴っておられたこちらの記事に「そうだそうだ」と激しく共感しました。 最所さんの掲げておられる「知性のある消費」ということば、「健やかな人から買いものをしたい」というメッセージは、自分たちが日頃から考えているぼんやりとした思いを言語化してくださっていました。 消費行動は「商品とお金を替えること」なのですが、価値のあるものをいかに安く買うか、みたいなところに焦点が当てられがちです。 それはそれで意義深いことであり、安く買うことも必要ではあるのですが、あ

温度差があってもいい。結局、地域づくりは「自分ごと」が出発点だと思う。

先週のこと。 久しぶりに1日予定がなかったのですが、県外に暮らす娘から「食料を送ってほしいな」という連絡が来たので、どうせなら島根のおいしいものをいろいろ用意しよう!と思い立ちました。 まず、出雲市の「くるみ市」さんで新鮮な旬の野菜と、おいしいと評判を聞いた柑橘を購入。隣接する「パンと焼き菓子」さんで、オーナーさんに「県外に送るんですけど、このパンって日持ちしますか?」と相談しながら、これまたおいしそうなベーグルやパンを購入。 帰り道に斐川町の「鹿糠」さんの工房に伺い、塩

近くの人にしか有益じゃないかもしれないけどシリーズ第2弾。「喜ばれるちょっとした手土産のご紹介 in 島根」です。

今日の「時々、コラム」は、私たちくらしアトリエスタッフが、日頃出かける際に重宝している「手土産」について。 道の駅・産直市のご紹介(2021年1月22日掲載)に続いて、地元の人じゃないとあんまり有益じゃないシリーズになってしまいますが、いつか旅行で島根に来られる際には役に立つかな…ということで、ご容赦ください。 取材や打ち合わせ、仕入れなど、県内・県外あちこち出かけることがよくあるので、「シマシマしまね」で取り扱っている商品を手土産にすることも多いのですが、住んでいる松江

いま、もう一度学べるとしたら。

先日、オンラインサークル「くらしの学校」でも少し綴ったのですが、今日のコラムは「もう一度学べるとしたら」がテーマです。 私が「学び」という言葉に敏感というか、執着しているのは、自分自身に「学びやすい環境にいるときにしっかり学んでこなかった」という負い目のようなものがあるからです。 受験シーズン本番の今の季節になると、いつも心がちくちく痛んで、「ああ、あの頃もっとちゃんと学んでいたら…」と思ってしまいます。 もちろん、大学ではそれなりに勉強し、それなりな卒業論文も書いたので