マガジンのカバー画像

時々、コラム。

246
1週間に一度程度更新していきます。 島根で活動するNPO・くらしアトリエが考える「未来を見据えた暮らし方」。 明るく、時に凛として未来に向かい、素敵に歳を重ねられる島根でありたい… もっと読む
運営しているクリエイター

2019年12月の記事一覧

いまを豊かに生きるために 取り入れるもの、譲れないもの

昨年の12月、こんなコラムを書きました。 スケジュール帳を選ぶのに変なこだわりがあって…というお話。この時は「なんとなく手で書くことで頭に入るような気がして」手書きの手帳を愛用している、と書いていたのですが、わたくしこのたび、手帳を買うのをやめることにしました。 このコラムで書いた「悩んだ末に選んだ」というスケジュール帳を、結局スケジュール帳として使うことがほとんどありませんでした。ライターとして取材をする際のメモ帳としてしか機能せず、カレンダー部分は、子どもたちが引っ越

プレゼンは苦手。苦手なものを頑張ることで見えてくるもの。

こうして「時々、コラム」を書いている金曜日。 あすは出雲市斐川町の荘原地区というところで、タウンミーティングのコーディネーターを担当するのですが、その中で「地域づくりの心得」的なことを発表させていただくということで、プレゼンの準備もしています。 ■ 今までいろんなプレゼンをやってきました。‥が、一向に慣れません。 プレゼンテーションや事例発表。NPOとして活動し始めて12年、今まで幾度となく、いろいろな場面でプレゼンをさせていただいている私たち。もう慣れっこでしょ?とい

島根と埼玉、ちょっといい話。

今日のコラムは「くらしアトリエ、ちょっといい話」。 先日の「日々、綴る。」に、埼玉からお客さまがいらしてくださった話をちょっと書きましたが、その続報。 読んでおられない方のために説明すると、くらしアトリエの拠点である「はたひよどり(地名です)」の古い一軒家は借家で、大家さんは現在埼玉に住んでいらっしゃる御年90歳のおばあさんなのです。もともとご家族と一緒に暮らしておられた家なのですが、ご主人が亡くなり、大家さんはお子さんと一緒に暮らすために島根を離れ、埼玉へ引っ越されまし

考え抜かれたものは美しい。〜「マル秘展」の素晴らしさをおすそ分けします。

島根からクリエーターのための祭典「Adobe Max Japan」に参加した翌日に、この機会に行きたいなあと思っていた「マル秘展 めったに見られないデザイナーたちの原画」を堪能してきました。 そこは、一言で言えば、「心地よいUX空間」でした。 *UX=ユーザーエクスペリエンスの略。製品やサービスを使用することで得られるユーザー体験のこと 完成された正規の作品の展示ではないのに、逆にとても面白く、楽しんでしまいました。 そして、「観に来られた人を楽しませよう」と何重にも