見出し画像

vol.2 暮らしのフィールドワーク〜ひとと関わり、まちと関わる、ほしい暮らしを見つけよう〜

第2回目の事前説明会を開催予定です。参加を検討されている方は、ぜひ説明会にお越しください!


▼第1回目の事前説明会のアーカイブ動画です


私にとって「ほしい暮らし」とはなんだろう。

暮らしは、ひとの数だけ違った形があって。
そのひと”らしさ“や、価値観が表現されたものなのかもしれません。

そんな暮らしの中でも、「ひとと関わること・まちと関わること」を取り入れた暮らしの形があります。

様々なサービスが増えて、便利になりすぎた現代では、ひとやまちと関わりを持たなくても生きていけるようになりました。それでもなお、関わりを持ち続けるという選択をしている方々が少なくありません。

それだけ、ここには大きな魅力と本質的な何かがある。いわゆる”豊かさ“につながるヒントが、ここに眠っていると思うんです。

また、一言で「ひととまちと関わる」といっても、そのあり方も十人十色。暮らす地域にある文化や人柄や気候、それらがひとつ変わるだけで、きっと実現できる「ひととまちと関わる暮らし」は大きく変化します。どんな地域に暮らすかに加えて、どんな住まいに暮らすかも重要な分岐点になることも。そして、実践するひとの価値観ひとつでも、そのあり方は変わってくる。

さぁ、そんな「ひとと関わり、まちと関わる暮らし」を軸に、あなたの「ほしい暮らし」をいっしょに探しにいきませんか?



異なる「暮らし」を体感できるフィールドワーク

本プログラムでは、広島 鞆の浦と東京 高円寺で「人とまちと関わる暮らし」を実践している運営メンバーがそれぞれのコーディネーターとなり、そこにあるリアルな暮らしに触れていくフィールドワークを実施します。

THE ローカルな暮らしがある、鞆の浦。

穏やかな瀬戸内海が広がり、歴史的な建造物や町並みが今もなお残っている港町。このまちの大きな魅力は、暮らすひと。ご近所付き合いが色濃く残り、その温かさを日常的に感じられる場所です。

地方では車生活が当たり前ですが、鞆の浦は散歩にぴったりのコンパクトなまち。赤ちゃんを連れて歩いていたら「抱っこさせて!」と声をかけてもらえますし、すれ違いの挨拶も当たり前。

祭りも盛んで、まちの一体感を生み出している大切なものになっています。あらゆる面での”関わり“を感じられる暮らしがあるのが、鞆の浦です。

東京の下町、高円寺で顔の見える関係性がある住まいを。

東京でひとやまちと関わる暮らしはできるの?と思うひともいるかもしれませんが、東京も一つのローカルであり、関わり合う暮らしは存在しています。東京の西側に位置する高円寺は、良い意味でカオスな雰囲気があり、銭湯や飲み屋、商店街などで交流が生まれています。

ただ、ひとつのまちに暮らす人が多いからこそ、関わるきっかけがつくりづらい側面も。そのきっかけのひとつに「高円寺アパートメント」という住まいがあります。ご近所さんと家族のあいだのような、顔の見える関わりが日々生まれています。

同じ「ひととまちと関わる暮らし」でも、そこにある景色や感じることはまったく異なると思います。異なる2つの暮らしに触れることで、自分にとっての「ほしい暮らし」を考えていきましょう


実践につなげていくために、対話と交流を。

フィールドワークは大きな軸となる活動になりますが、オンラインを活用した対話と交流の機会も丁寧につくっていきます。

自分にとって「暮らし」ってなんだろう?
何を「暮らし」に求めているんだろう?
どのように関わりを持ちたいんだろう?
理想の「暮らし」とはなんだろう?

そんな答えのない問いと向き合うことで、自分のなかにある「ほしい暮らし」の輪郭が見えてきます。

vol.1でのオンライン対話の様子

そして、少人数での対話を通じた交流も大切な時間です。同じように暮らしを考えたいひとだからこそ話せる話があって、コミュニケーションのなかでハッとする気づきがある。

今回のプログラムは、運営が暮らしの答えを提示するものではありません。あなたの「ほしい暮らし」をじっくりと大切に育てていくために、あなたのなかにある、あなたなりの答えにつながるタネを見つける場であり、実践のウォーミングアップをする場です。

ちゃんと実践につなげていく。
それを大切にして設計した本プログラムだからこそ、「フィールドワーク」「対話」「交流」を軸に進めていきたいと思います。

全6回にわたるプログラムの全体図


運営メンバーのご紹介

今回のプログラムを運営しているのは、2つの会社。

ひとつは、高円寺アパートメントや大家の学校など、さまざまな場づくりやまちづくりに関する取り組みを仕掛けている「まめくらし」

もうひとつは、鞆の浦を拠点に、地域・コミュニティの循環に着目した取り組みを仕掛ける「コト暮らし」

それぞれの会社の中心メンバーであり、「ひととまちと関わる暮らし」の実践者でもある3名で、プログラムを進めていきます。

宮田 サラ
(株)まめくらし/(株)nest 取締役

1994年岡山県岡山市生まれ。住宅や公共空間など暮らしの場の企画・運営を行う。ジェイアール東日本都市開発の賃貸住宅「高円寺アパートメント」の女将として、住人同士や地域との関係性づくりを行い、住まいの新たな運営プロセスを探究。高円寺で銭湯付きアパート「湯パートやまざき」の企画運営に携わる。 池袋東口グリーン大通り・南池袋公園など公共空間活用を公民連携で実施。まちなかがリビングのように居心地の良い場になることを目指し、社会実験やマーケットの企画運営を行う。雑貨屋「まめくらし研究所」や場づくりを学ぶ学校「大家の学校」を運営。
X(旧Twitter):https://twitter.com/sara_miyata

長田 果穂 
合同会社コト暮らし 共同代表

大阪府吹田市生まれ、神奈川県横浜市育ち。大学卒業後、機械メーカー・ヘルスケアAIベンチャー・人材業界、個人事業主を経験。その後、2018年よりNPO法人にて、ソーシャルビジネスの創業支援や企業・行政向けの研修事業などを行う。 その他、出産を機に家族で移住した鞆の浦(福山市)にて夫婦で合同会社コト暮らしを創業。運営するカフェ兼コミュニティスペース「鞆の浦ありそ楼」を拠点に、地域に新たな事業創造を構想中。
X(旧Twitter):https://twitter.com/cahochin

長田 涼
合同会社コト暮らし 共同代表

スポーツ大学を卒業後、大手アパレル企業→スポーツイベント会社→IT企業→コミュニティフリーランスを経て、2023年に夫婦で「コト暮らし」を設立し共同代表に就任。コミュニティの専門家として、数多くのコミュニティを支援している。また、2022年に東京から鞆の浦へ家族で移住し、古民家カフェ「ありそろう」の運営を開始。ローカルとオンライン双方の観点から、コミュニティを実践探求している”コミュニティで生きる人“。フォトグラファーとしても活動中。
X(旧Twitter):https://twitter.com/SsfRn


いまこそ、暮らしの土台を整える時かもしれない

コロナウイルスの影響で不安定になった暮らしの土台を見直して、再構築するのが今のタイミングなんじゃないかなと思っています。

きっと、今後の暮らしを見つめ直したひとも少なくないはず。正解がなくて、選択肢もあいまいな中、何を軸に進んでいけばいいのか悩むひともいると思います。

そんな今だからこそ、暮らしを考える場をつくっていくことが大切になると信じています。本プログラムを通じて「ほしい暮らし」に近づいていてもらえることを、運営一同心から願ってますし、ここに書いてあることに共感してくれたひとにこそ参加してほしいと思っています。

皆さんのご参加、お待ちしています

vol.1の高円寺フィールドワーク時の写真

▼こんなひとに参加してほしい!

・ほしい暮らしをつくりたいひと、考えたいひと
・ひとと関わること、まちと関わることに関心があるひと
・自分のこれからの暮らし方、暮らす場所について悩んでいるひと
・移住に興味があるひと
・東京でもひとやまちと関わりながら暮らしたいと思っているひと
・ビビッときたひと

▼事前説明会やります!

少しでもプログラムの理解を深めたい方や、検討している方はぜひご参加ください!


参加者の声

前回の「暮らしのフィールドワーク」に参加された方の感想です。

参加する前は、建設中のコミュニティ型賃貸住宅での暮らしを、どう描いたらよいか、具体的に言語化できるようになりたいと、仕事のような心持で参加していました。みんなの話を聞いていく中で、そのことに捕らわれすぎていたことに気づき、好きをベースに、改めて自分のほしい暮らしを考えことができました。

今後も考えていきたい気づきをシェアすると、
〇二拠点・多拠点いいかも
〇心地よい人との距離感(コミュニティの濃度)を考える
〇鞆の浦ので感じたゆったりとした心地よい時間の感覚を、東京の暮らしでどうつくるか
〇もっと住むまちで暮らしている感覚を持てる範囲を広げていきたい などがあります。

メンバーや地域の方や、様々な方達とお話することで、より色んなことを感じたり考えることができた有難い機会でした。ありがとうございました。

自分の理想の暮らしについて、時間を取って、実際に足を運んで、対話をする。そんな経験は今までにもちろんなかったので、とても新鮮でした。
自分自身の考え方や思いみたいなものが、言語化していく中で見えてくることも多く、その話を聞いたメンバーが各視点で気づきを与えてくれることもとても多かったです!

参加した後では、自分の理想の暮らしが鮮明になった気がします。港町のオープンな感じが好きとか、地域に密着しすぎるのは少し苦手とか、数え上げたらキリが無いですが、そんな気づきがいくつもあり、自分の理想の暮らしが鮮明になったと思います。

意味づけが大事だと感じました。普段の仕事をしながら、地域に触れる中で、いい意味でたくさん葛藤しました。本当は今すぐ地域で取り組んだ方がいいのでは、とフィールドワークを通じてそう思いつつ、一方で会社の人にそれをぶつけるとスタートアップの方が良いのかもと考えていました。

でも、正解なんてなくて、自分自身がその道を正解にする取り組みをするしかないと考えることができました。鞆の浦や高円寺にいる人も、元々そこにいるから暮らしている人、他の選択肢を模索している人など様々でしたが、今ある選択肢や状況を受け入れながら、日々暮らしているんだと感じました。

仕事含め、暮らしを色んな角度で考える、とてもいいきっかけになりました!

"暮らし"というキーワードで集まってきた人たちの、バックグラウンドの幅広さ。

私は医療の文脈からローカルに興味をもって参加したけど、ローカルで活動している人、都市で自分の生き方を考えていた人...他にもいろんな角度から集まってきた、ここで出会わなければきっと交点がなかった人たちとプログラムを共にしていたことがなんだか不思議で、大切な機会だったなと思います!

そんな人たちと、同じテーマについて考えて、同じまちを見て、一人ひとりの視点や思考をシェアすることで、全然違ったり似ていたり。そんなことを感じているうちに、"自分"が明確になっていく。
その一連のプロセスがやはり印象的です!

このプログラムを通じて、暮らしの先輩たちの姿を見て、今まで考えてもみなかった自分がどう生きたいかみたいなところを描けるようになりました!

周りからも変わったね〜と言われるし、自分も今の選択の仕方が気に入っていて、引っ越し後まちでこんなふうに生きたいなって考える時間がすごくわくわくします!ありがとうございました!


プログラム概要

▼スケジュール

・募集開始:10月26日(木)
・募集締切:11月24日(金)

12月
・コミュニティに参加:12月1日(金)
・オンラインガイダンス:12月7日(木)20:00〜22:00
・オンライン対話会:12月21日(木)20:00〜22:00

1月
・課外ワーク(仮)
・オンライン読書会:1月9日(火)20:00〜22:00
・鞆の浦フィールドワーク:1月20日〜21日

2月
・高円寺フィールドワーク:2月10〜11日
・オンライン卒業式:2月21日(水)20:00〜22:00

▼定員

10名
※最低遂行人数:3名。下回った場合、開催が見送られる可能性があります

▼参加費

おひとり 40,000円(税込)
※フィールドワークでかかる宿泊費交通費は基本自己負担になります
※鞆の浦フィールドワークでかかる宿泊費交通費の半額は補助金がでます(例:6万円かかった場合、3万円が補助されます)

▼使用するオンラインツール

・LINE 
・zoom
・notion

▼注意事項

・パートナーとの参加も大歓迎です!
・子連れの参加も可能ですが、ベビーシッター等の準備はございません
 (3歳以上の場合、宿泊費+交通費がかかるケースもあります)
・基本すべてのプログラムにご参加いただけると嬉しいですが、参加が難しい日がある場合でも本プログラムの参加は可能です
・フィールドワークは、現地集合現地解散になります
・フィールドワークの宿泊、交通手段等は基本自己手配となります
・申し込み後のキャンセルは受け付けることができません

▼参加方法・フロー

①下記のフォームより参加申し込み
②11/27に詳細の連絡
③12/1からスタート

申し込みフォーム


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?