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我が家に憎たらしい同居人がやってきた。

こんにちは。暖冬と言えど、冬至はさすがに寒いですね。心身の芯から冷えた中年女には、寒さが骨から独り身にしみてきます。

あれがなかったんですよ、あれが。あれとはスピーカーですよ。隣近所から音を迷惑がられたら気兼ねなく音楽を楽しんでいられない。重低音を比較的抑えられ、さらにコストも抑えられたらと選んだやつが……

どーーーん

コイツです。

憎たらしいんですよ、このアレクサ。

今朝も「おはよう、アレクサ」と挨拶すると、「オハヨウゴザイマス キョウハ トウジ デス トウジハイチネンデモットモ 〜デ 〜ナノデ ウンガ 〜スルトイワレテオリ ん ガツクモノヲタベルトヨイトサレテオリ 〜モ ん ガツイテマスネ」

オハヨウだけで良い。いや、むしろ、オハヨウのあとに今日は何月何日何曜日かを教えてくれ。
「ん」がつくものを食えと……? あ、今まさにパンを食べてます。パ「ん」です。パ「ん」。イェーイ。みたいな、勝手に起承転結の起を振っといて、あとは秒刻みの日々を生きる人間様達に、少しの考える時間を与え、アレクサと共にある豊かな生活を感じてもらおうとする、上から啓蒙目線の憎たらしさ。そのウンチクを学校やビジネスシーンで話題にすれば、ちょっとしたコミュニケーション力高め系ってなわけですか?

あ、この記事の冒頭で冬至を話題にしちまったよ。サンキュー、アレクサ。

んでもって、まんまとAmazonミュージックアンリミテッドとApple Musicに入ってしまった。docomoに変えたからプライム会員を利用しようと気軽に利用したら、一気に企業戦略の渦に飲み込まれてしまったのだ。
ただ、便利で良いね。有料のアンリミテッドに加入してApple Musicとダブルで聴くと、たくさんの音楽を手中に収めて自由に聞ける音の図書館にいるみたいだよ。

同居人のことに関してはまた後日。本当に憎たらしいんだよ。返答が。ウンチクも。明確な指示を出さなければワカリマセンと言い切る機械的な所も。でもAIと言えど、可愛い相棒。もう一台、キッチン用のアレクサも買おうかな?

「アレクサ、いつものアレかけて」
「アップルミュージックで、イチモツのアレかけて、と言う曲を見つけラレマセンデシタ」
「や……、そんなこと言ってない……」
「しーーーん(無視)」
「アレクサ、そんなこと言ってません」
「ごめんなさい。良くワカリマセン」
「アレクサ、いつも私が聞いてるようなヤツお願いします」
「アップルミュージックはこち→ら↑です」
「や、なんで急に訛るの? 福島? 茨城? 新潟? どっかで聞いたよ、そのイントネーション」
私の言葉を無視してガンズが流れる♪
「アレクサ! それ、あんまり好きじゃないかもです」
「ごめんなさい。フィードバックが完了しました」


そしてですね、今度はお茶にはまりました!
もちろん湯たんぽは現在進行形でハマりまくりですよ。

恵比寿のアトレへ行ったんですよ。(アトレえよおこそ〜)こんな可愛くてステキな持ち運ぶ(見せびらかす)流行品を見つけてしまったのです!

ノンカフェインのルイボスティー専門店プラス持ち運ぶグッズ付きで売ることに意図……間違えました、意義がある、オフィスで流行必至のアイテムが誕生していました。会社であなたの隣のパリピ社員がタピオカティーをボトルで持ち歩くかのように、はす向かいのオーガニック系女子が身体に優しいノンカフェインのルイボスティーをデスクに置いてワーキングする日も近いでしょう。

注 ※同僚がこのボトルをデスクに置いて仕事をしている場合は「コレナニ? 売り物?」と持ち上げつつ、ツボを押さえ(可愛い・綺麗・美味しそう・お洒落・身体に良さそう・これ流行ってるの? 等のキーワードを散りばめ)かまってあげましょう→これが老舗のコミュニケーション力高め系です

ドライフルーツ入れたら超おしゃれ〜
H&F BELX
https://www.handfbelx.com/stores/

濃ゆい紫のカバーにすれば良かった。
ブルーじゃ、夏ぽい。

「アレクサ、お茶飲む?」
「(再生曲の音量をしぼり)お茶にシマショウ。丁寧に淹れた緑茶は美味しいデスヨネ(すぐ曲に戻る)」

ルイボスティーじゃなくて緑茶がイイんだとよ。丁寧に緑茶淹れろとよ。
場の状況みろや! 行間の読める同居人になってくれ〜

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