可愛いキララ、天国は楽しいですか……☆★☆
早いもので、あなたが私のうでの中で息を引き取ってから4年が過ぎましたよ。
あなたがいてくれた2年間、わたしは本当にあなたに助けられました。
あなたがいてくれたから、母さんは人生の最期のときを幸せに、楽しく過ごすことができたのです。
妹はかあさんとの時間を過ごすことができました。
あなたがわが家に来たとき、1か月前に初代の猫の伽羅が12歳10か月で、妹のうでの中で息を引き取りました。
妹が6か月の長期入院から退院して、歩けなくなって、在宅で介護しなければならなくなって、伽羅は余命宣告されて、それでも妹が帰ってきたときには元気そうに振舞って、大好きなプリンを食べていました。
元気な姿のまま、妹が帰ってきて10日後の明け方に、自分でントイレに行き、息絶えました。 妹とかあさんと私は看取ることができました。
そのあとで、保護されたあなたに合うことができました。保護してくれた友が「白血病のキャリアだったから、ほかの子を探そうか?」といったけれど、あなたは可愛くて、もう、手放すことなんてできませんでした。
ありがとうね。猫好きなかあさんの最後の時間にわが家に来てくれて、母さんは猫が飼いたかったのに、自分の家では周りに気を使って飼いたいといわなかったのだと思います。
あなたが家に来てから、よくわが家に来てくれました。
あなたをなでて、うれしそうに座っていました。同じ布団で寝ていました。
かあさんは夏ぬ熱中症で倒れて、急に肺がんが悪化して、あっという間に11月に亡くなりました。
妹は病気療養中でかあさんのお葬式には出られませんでした。
妹を支えてくれたのもキララ、あなたでしたね。
ずっと元気でいてくれると信じていました。
クララはそこに来てくれました。
あなたはクララをよく面倒みてくれて、よくいっしょに寝てくれましたね。
クララはあなたが大すきでしたね。
可愛いキララ、天国でかあさんに可愛がってもらっていますか。
きっと「キララばあちゃんはキララといっしょにいたいなぁ」と天国から呼んだのでしょうね。
キララ、母さんと仲良くしてあげてね。
そのうち行くからね。待っててね。忘れないでよ。