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伝説のプリマ、マイヤ・プリセツカヤをむかし、観ました。

「リトル・バレリーナ」工藤純子作を読んで、いつの時代も女の子はバレリーナに憧れるのだと思いました。

 わたしは脳性麻痺なので、あこがれたりはしませんでしたが、麗しいものを見るのは大好きなので、宝塚歌劇やミュージカルを見るのも大好きでした。

 マイヤ・プリセツカヤの存在は少女マンガの「アラベスク」で知りました。

 まさか、本物のマイヤ・プリセツカヤを観られるとは思いませんでした。

 しかも、松戸で。

 もうかなり高齢だったと思いますが、瀕死の白鳥を見ることができました。

 児童文学を書こうと思い立って、児童書コーナーに行くようになって、伝記が出ていることを知りました。

 リトル・バレリーナをお書きになった工藤純子さんは子どもの頃から物語を書くのが好きだったそうです。

 好きなことをずっと続けるというのは、とても大変なことだと思います。

 わたしは、いけばなを習っていました。

 手の麻痺のリハビリになるのと、マヒのある手でどこまでほかの人について行けるのかと思いながら続けていたら、最終段階までついていけました。

 資格は取得できましたが、華道家になれるほどのセンスはありません。

 経済的にもきついので去年お稽古をやめましたが、ときどき無性にお花を活けたくなります。

 きっと、本当は活けるお花と会話をしたかったのかもしれません。

 写真の薔薇は四季咲きのようで冬にも咲いていました。

 季節によって色合いが違います。

 物語も年代によって色合いが違うのでしょう。

 いまの私にしか描けないものを見つけてみましょう。

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