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気象予報士試験 独学一発合格体験記 #10 勉強法③

2023年8月に行われた第60回気象予報士試験に独学で一発合格しました。
その記録を適当に書いていきます。


今回は勉強法について記載します。

勉強法については何回かに分けて書いており、以前にも記載しています。
気象予報士試験に特化した勉強法というよりは他でも使えるような方法の記載がメインになっています。

気象予報士試験の勉強方法については、後ほど科目ごとに記載する予定です。


前々回は「勉強を何回転もさせる」、前回は「情報の整理方法」ということについて記載しましたが、今回は問題を利用したアウトプットについて記載します。

気象予報士試験に限らず、試験攻略のポイントは記憶を定着させることです。
必要な知識を記憶する、問題の解き方を記憶することが試験攻略に必要となりますので、今回もその一環の方法となっています。


人が何かを記憶する上での原則として、人はインプットした時ではなくアウトプットした時に記憶するということがあります。

試験勉強で言えば、テキストを読んでいる(インプット)だけでは記憶は大してできず、何らかのアウトプットをする必要があるということになります。

アウトプットの方法としてノートに書くということもありますが、これは効率が悪いと考え基本的にはやりませんでした。(詳しくはこちら

その他には、誰かに教える(話す)といったことも有益だと紹介されたりもしていますが、そんな相手はおらず。


その代わりに実施していたのが、問題を解くことによるアウトプットです。


これには以下のメリットがあると考えています。

①テキストに書いてある知識が実際の試験でどのような形で出題されるのか理解できる。

特に計算問題については、数式をどのような形で利用するのか理解できます。(実際に手を動かさないと、どの数式をどの場面でどのように使えば良いか分からないことが往々にしてあるので)

②記憶や理解があいまいな箇所が明確になる。

③テキストには書いてないが試験で問われる必要な知識が補える。

④そして何より、この問題解ければ合格に近づくんだと思えるため、身が入る


①について補足すると、テキストは過去の出題も参考に作られていると思いますが、それでも試験での問われ方はテキストの説明とは若干観点が違うこともあり、問題を通じて覚えた方が良いと考えています。


また、若干観点がずれますが、テキストの内容以上に問題とその解き方や解答を記憶するということが大切だと考えています。
どの試験でも、なんなら数学といった一見記憶力勝負ではないような分野ででも(大学入試までなら)、この方法である程度は行けると考えています。


上記のような理由から、問題を解くことによるアウトプットが最も有用だと考え、実践していました。


ただ、一方で注意点もあります。

気象予報士試験は問題数が限定されているため(過去問以外の問題集がない、過去問でもあまり昔の開催回は解説されている媒体がない・情報が古い場合がある)、なんでもかんでも問題を解いてしまうと新たに解く問題がなくなってしまいます。

ここら辺については、科目ごとの勉強法を記載する予定ですので、そちらで説明したいと考えています。


今回は以上になります。

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