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「郷家」は「豪家」に


#最近の一枚

今日のお題はこちら。


オーストラリア野球留学?を間近に控えた郷家(ごうけ)というチームメイトであり友人がいます。

彼と初めて出会ったのは3年前の2019年。自分たちは同い年でまだ21歳でした。自分は高知から戻ってきて就職し、社会人として働き始めたときで、彼は大学3年生でした。


出会いのきっかけは社会人硬式野球のクラブチームが同じことでした。自分は働きながら、彼は学生でしたが同じチームで汗を流しました。

忘れもしません、初対面で「こいつはやばいやつだ」と思いました。笑

今は当時より少しはマシになりましたが、自分は人見知りで、最初からグイグイ距離を縮められたら馴れ馴れしいのが苦手で、距離を置きたくなってしまいます。

当時は今よりもそれが顕著で、彼とはなんとなくうまい感じでやっていこう。そう思っていました。

でも、いつからかは分かりませんがすっかり打ち解けて仲良くなり、そしてよく一緒に練習をしました。


確かに「変わってる」でもとっても優しい。

野球も当時はお世辞にも上手いとは言えなかったと思います。でも努力家で勉強熱心でした。

 

その後、自分は独立リーグに再度挑戦し、滋賀、福井と渡りました。オフシーズンはよく一緒に練習をしました。

豪家は大学を卒業後、エコプランという軟式野球の企業チームに入ってプレーしていました。


そして今年、2022年。一球幸魂に入団した自分は彼に声をかけました。ダメ元でした。


そして、そこで初めて彼が「海外で野球をやってみたい」ということを聞きました。

というより、実際は前にもそんなことを言ってた気がします。でもそれは今すぐには行動することはないようなニュアンスでどこか遠くのものを見つめるような感じでした。


でも今回は違っていました。本気で海外でやってみるという意志が伝わってきました。


そうなったら硬式野球をやっておいた方がいいよ!と、彼を誘いました。が、それは建前で、本音は彼ともう一度野球できたら楽しいだろうなあという思いがありました。

まぁ、建前の方ももちろん嘘ではないですけどね。自分と彼は似たもの同士でどちらも自分勝手なひとりっ子なのです。


久しぶりに彼と野球をして、当時と大きな変化は感じませんでした。


しかし、7月くらいでしょうか。彼のパフォーマンスが見違えるほどに向上していました。特に守備の面で。

野球選手としては遅咲きになるでしょう。24歳で今までの3年間の積み重ねが身を結んだような感じがしていました。よく練習していた仲ですし、とても嬉しかったです。


そんな彼がオーストラリアのチームに行けることが決まり、それがもう目の前に迫っています。


彼にとってとても大きな決断であり挑戦だったと思いますが、覚悟を決め、成長し、そして大きな目標さえも叶えてしまった、そのエネルギー量と熱量には敬意を表したいです。


彼にとってこれはゴールではなく新たなスタートだと思うので、頑張ってほしいなと思います。


チームを去り、さらに日本を去るということでもちろん寂しいですけれども一生の別れではないですし、やれるところまで精一杯頑張ってきてほしいなと思います。


彼の成功を願って、このnoteを終わります。

頑張れ!

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藤原 蔵太

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