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立派な大人ってなにかねえ

3、4年くらい前までは、なりたい大人になれていないことを悔しがることが多かったように思います。

小さい頃の私は、20歳を越えれば大人になって、背も高くなって、手も大きくなって、みんなから頼られる人になるもんだと、本気で信じていました。

ところが実際の20歳は、19歳の延長です。背も変わらないし、手だっていまでも子どもみたいに小さい。学校ではいろいろ頼られてきた私も、会社に入ればただの新人。頼られることなんてほとんどなくて、理想の大人とのギャップにずーっと悩み続けていました。こんなんじゃいけないって、ずっと自分を責め続けていた結果、体調を崩した時期もありましたね。


最近は「思い描いていた大人にはなれていないけど、私はちゃんと成長しているよ」と、少しは自信を持って思えるかな。


とは言っても、だれかに認められたいとか、目立ちたいとか、すごいって言われたいとか、そういう欲求が強くなって「ああ、あの行動は大人げなかったなあ。独りよがりだよなあ」なんて、グズグズと考えることがあります。

他者からの承認って、すごくうれしいことだし、誇らしいことでもあると思います。でも、そればかり欲しがってちゃ、だれにも認められなくなったときに自分の存在価値がわからなくなってしまって、つらくなっちゃうんだよね。

だから、自分で自分を認めてあげることが第一に大切なことだと思います。それができてる人はかっこよく見えるし、頼れるし、自分で自分を認めるという軸がぶれてしまっているときは「大丈夫だよ」って寄り添ってあげたくなる。自分で自分を認めることで結果的に、他の人からも認められる人になれるんだと思います。たぶんね。


他の人に認められなくたって、目立たなくたって、すごいって言われなくたっていい。きちんとそう思えるようになれば、今より立派な大人に近づけるのかなあ。まだよくわからないや



くらむぼん

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