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【飲む前に学ぶ】お酒の飲み方「7項目」

子どもたちが大きくなってお酒が飲めるようになったら、まずはこの「お酒の飲み方 7項目」を使って、お酒の飲み方を学んでほしいです。

お酒の飲み方 7項目

私自身のお酒の失敗経験をベースに、お酒を飲み始める前に学んでおきたいことを7項目と3ステージにまとめました。


お酒の失敗談 その1

私のお酒の大失敗は大学生のときに2度起こしています。

一度目は普段は絶対に行かない、大人の雰囲気漂うバーに行ったときのこと。

普段は居酒屋で焼酎ロックばかり飲んでいましたが、そこには横文字のお酒が並び、全くと言っていい程どんなお酒かわかりません。

まぁ…色々あって、その場のノリでアルコール度数96%のスピリタスを飲むことになり、気づいたら病院のベッドの上でした。

「え、なんで病院のベッドの上なの?」

飲んでいたときの記憶をなくしており、まったくわからない状態。
近くにいた看護婦さんに聞いたところ、どうやら急性アルコール中毒になって救急車で運ばれたようでした。

そして、看護婦さんから追い打ちをかけるように「もうすぐ、ご両親がくるから」と慣れた口調で言われ、ただただ「情けない」と思うばかりでした。


お酒の失敗談 その2

2度目の失敗は、友人と一緒にアルバイト先のみんなとワイン専門店で飲んでいたときのこと。

私は飲み慣れていないワインをガブ飲みし、さっそく酔っ払って、ろれつの回らない状態になっていました。
また、ワイングラスを割るなど、かなりの泥酔状態だったようです。

私の泥酔を見かねたのか、友人が私を家まで送って行こうと肩をかしてくれて、千鳥足で外に出ました。

タクシー乗り場までは20段ほどの階段を降りる必要があり、友人が「汐くん、目の前に階段があるからゆっくり降りようね。いいね」と念押ししたあと、私は「うん、わかった」と言い、なぜか友人の肩をつかんだまま階段に向かってダイブしました。

階段を転がる2人。ゴロゴロゴロ…ドサッ

友人は運良く軽傷でしたが、私は至るところに擦り傷、打撲など散々な状態。

翌日、酔いが覚めて起きた時には、全身の痛みで苦しみました。


まずは「お酒の飲み方」を学ぶ

これらのお酒の失敗を振り返って、一番のポイントは飲む前に正しい「お酒の飲み方」を学ぶことだと感じました。

また、お酒は正しく飲めば楽しく気分も良い状態になりますが、ちょっとでも間違った飲み方をすると、周りに迷惑をかけ、さらには健康を害したり命の危険さえあります。

そのため、正しく、そして楽しくお酒と付き合うために、次の「お酒の飲み方 7項目」を作ってみました。

お酒の飲み方 7項目

「お酒の飲み方 7項目」は次の7つに分類しました。

1.考え方
2.買い方
3.飲み方
4.酔い方
5.はしゃぎ方
6.体調管理
7.帰り方

また、正しい飲み方がすぐわかるように、それぞれの項目をステージ1からステージ3に分けました。

ステージ1:お酒に溺れる
ステージ2:お酒の管理ができる
ステージ3:他者への気配りもできる

それぞれの項目とステージは次のようになります。

【1.考え方】
ステージ1:うさ晴らしのために飲む。
ステージ2:くつろぐために飲む。
ステージ3:他者とコミュニケーションを深める。

【2.買い方】
ステージ1:酔いやすい組み合わせ、飲みきれない量を買う。
ステージ2:適量を買う。
ステージ3:各々のお酒の好みや、飲めない人への配慮をしながら買える。

【3.飲み方】
ステージ1:暴飲。お酒を強要する。
ステージ2:自分に合うお酒を適量飲んで、自分で管理できる。
ステージ3:周りの適量を図り気遣える。

【4.酔い方】
ステージ1:記憶をなくす。喧嘩する。
ステージ2:気分が良い 。
ステージ3:気持ちよくコミュニケーションが取れる。

【5.はしゃぎ方】
ステージ1:暴れる。周囲に迷惑をかける。周りをあおる。
ステージ2:周りに迷惑をかけずに楽しめる。
ステージ3:周りと楽しくコミュニケーションが取れる。

【6.体調管理】
ステージ1:至る所で吐く。救急車で運ばれる。
ステージ2:自分の体調と相談して、お酒の適量を管理できる。
ステージ3:気分の悪い人を早期に発見し介抱できる。

【7.帰り方】
ステージ1:泥酔して帰れない。
ステージ2:1人で帰れる。
ステージ3:周りを介抱して見届けてから帰る。

子どもたちがお酒が飲める年齢になったら、まずはこの「お酒の飲み方 7項目」について、私の失敗談も踏まえて伝えたいと思います。

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