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勇気ちひろの卒業(転生)理由がほぼ確定


勇気ちひろの卒業理由

勇気ちひろが引退し、碧依さくらとして活動を始めて2か月余りがたった。当初は様々な憶測を呼んだが、現在、にじさんじを退所した最も大きな理由がほぼあきらかになった。

簡単に言えば、
にじさんじでは単独イベントを開くことが難しいため、個人になった


勇気ちひろのやりたかったこと


FPS配信でしか知らない方には意外かもしれないが、
勇気ちひろのvtuberとしての大きな目標のひとつに
UnisonChouette(鈴谷アキとの音楽ユニット)での音楽ライブというものがあった。

しかしにじさんじの音楽ライブというのは、よほどの人気グループか、音楽方面での実績がないと、なかなか機会が回ってこない
黒字にできるラインが非常にシビアなのだろう。
2022ー2023年、音楽ライブをしたにじさんじのvtuberをあげて見ると、2023年は5組、2022年は4組しかない。

2023年 Nornis(初)、叶(2)、緑仙(初)、VΔLZ(初)、星川サラ(初)
2022年 Rain Drops(2)、葛葉(2)&叶(初)&ROF-MAO(初)

葛葉(登録者169万人)&叶(127万人)の超人気コンビ「くろのわ」ですらまだ2度ずつ。そして「くろのわ」としては今年4月にようやく初ワンマンだ。
星川サラ(登録者101万人)も、緑仙(登録者69万人)も去年が唯一。
他のライブはすべて3人以上のグループでの開催となっている。



「わたしの力不足でできないこともあった」


雑談で卒業関連の話をしたとき、「わたしの力不足でできないこともあった」と勇気ちひろは語った。
勇気ちひろは登録者65万人いる配信者。
案件も定期的にもらい、3000~4000前後の同接を維持し、通常の配信関連で不自由していたイメージはない。
彼女が「力不足」という表現をするなら、音楽関係のことだろう。

もちろん開けないのは音楽ライブだけじゃない。
ファンを集めて行うようなソロイベントの開催もほとんどできない。

ソロイベントを開催できたライバーも200人を超える大所帯の中で、たった数人だけだ

最後にグッズの販売。
これは部外者にもわかりやすい。人間なら肖像権にあたる部分をにじさんじが持っているので、勝手に商品化できない。基本的に、会社側が企画したものを売っている。

部外者でもわかる「できなかったこと」はこの3つが大きい。


そして、個人になってからやったこと


碧依さくらは初配信で
春のファンミーティング開催
将来的な音楽ライブ開催
グッズ発売
という3点を掲げた。

このうち「春のファンミーティング開催」「グッズ発売」は4月7日時点で、すでに実現した。
そして昨日(2024/4/8)の配信では、「音楽ライブ開催」までついに「2024年を予定」と発表した。

vなどから漏れ聞く話では、vtuberの音楽ライブを個人で開催するには途方もない労力がかかり、様々な技術者のノウハウと協力が必須だそうだ。
活動開始からたった2か月で、今年中に音楽ライブの開催ができるめどが立つまで精力的に動いた以上、
「イベントが開催できないこと」が卒業の理由の大部分を占めていたと言ってさしつかえないだろう。

この配信を見ればこの理由で間違いないと、よりはっきりわかってもらえると思う。



おまけ。絶対にない理由

逆に絶対にないと言い切れる理由たちがある。

【金のため】
勇気ちひろはにじさんじの女性ライバーの中でもトップクラスの稼ぎ頭だった。
スパチャは歴代女性ライバーで1位(2位と数千万円の差)だ。
多くの固定リスナーがついておりグッズも毎回売れる。
何より配信マシーンで、配信時間も2021年に1287時間で事務所1位をとったことがある。再生回数だけでなく、リスナーの動画視聴時間がかなり長いため、広告単価もそれなりにあっただろう。
取り分については、事務所にたとえば7割ほどもってかれるにしても、個人になって収入が安定する保証はない。

【アンチのせい】
本人も言っていたように、アンチのせいでやめるなら、攻撃が一番ひどかった2021年にやめている。
しかし実際には勇気ちひろは泣き寝入りせず、自力で裁判を起こし、2021年に誹謗中傷を繰り返していたしていた人物と120万円で示談している。

加えて、コロナ禍+APEX大人気のおかげで活発だったアンチが、2つの終息により見るからに減少した。
配信コメントやアーカイブにも「バケモノ」はあまりあらわれなくなった。2023年にはほとんどアンチが書き込んでいた記憶がない。

【他】
他に噂されていた理由として、「実写で配信したい」や「家族と配信したい」というものがあったが、本人はプライベートを隠して声の仕事ができることに魅力を感じているため、可能性はない。

消去法をしていった結果でも、冒頭の説でやはり確定という結論になった。

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