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体験!彫刻ワークショップ🙏

今回のnoteは、先日行った彫刻ワークショップについて書いてみたいと思います。

キッカケ

キッカケはこのツイートを見たこと。

はしもとみおさんの彫刻がめっちゃステキだったのと、彫刻との向き合い方がすごく共感しました。とは言え、言葉だけではなくもっと深いところで彫刻を知ってみたいと思いました。

そもそも、彫刻と塑造の違いすら知らなかった私ですが、ムサビの授業で学ぶ中でその違いや奥深さに興味を持つようになりました。特に彫刻に関しては「すでに木や石の中にあるモノを削り出す、掘り出す」みたいなイメージがあって、そこが私がやりたいことと近い気がしました。

また、先日イタリアで行ったアカデミア美術館でも同じようなことを感じました。

ダビデ像の手前にある作りかけの彫刻

というわけで、さっそく「彫刻 体験」で検索したところこちらのワークショップを見つけて申し込みました!

実際に体験してみて

ただただ難しかったです。。。しかも細かな部分は老眼なのか近眼なのか分かりませんが😅、彫刻刀が上手く使えない。。。

のみの方が大きいけどやりやすいぐらいでした。

時間的には全部で3時間半ぐらい。あっという間でした。マジで時間感覚がバグった⏰ 彫刻するのに集中したって言うのもありますが、彫刻刀で怪我してはいけないと思って超集中してたって言うのもありそうです。

今回はお手本を見ながら、先生に適宜サポートしてもらいながら進めました。なので、「ここはこんな感じで彫るのかなぁ」とか、「こちら側からこうやって刃を動かすんだろうなー」を想像しながら進めたのですが、その想像と実際にやるのでは100倍ぐらい解像度が違う。

お手本も荒削りな感じでなんか最初見た時は「これならなんかできそう」とか思ってしまいましたが、全くそんなことはなくて、意外に簡単そうに見えた部分が、ぜんっぜん難しかったりして、途中混乱と絶望してました。

体験した後で改めてお手本を見ると、その超絶技法にびっくりします。「え?ここどうやってんの?」とか「これって無理じゃない???」とか。それ故に彫刻ひとつひとつの形や掘り方に興味が持てるし、解像度が格段に上がりました。

知ることで生まれるより良い協働

ここで思い出したのは、kintone SIGNPOSTを構築したパターン・ランゲージと言う手法の特徴の一つでもある「より良い協働」です。

「責任範囲の明確化」ではなく、「相互理解・連帯感」のための役割分担

システム構築でよく引用される「顧客が本当に必要だった物」というイラストがあります。

システム構築ではあるあるなんだけどw、笑い事じゃない😅

これはまさに「顧客」と「SIer」を始め、その他のステークホルダーが役割分担をしすぎてしまって、「良い協働」ができなかった結果だと思います。

しかし、お互いが何を考えて活動しているのか?どのあたりが難しいのか?逆にどうだったらやりやすいのかを相互に(少しづつでも)認識しながら進めることで「より良い協働」ができるはずです。

それをするためのツールがkintone SIGNPOSTだし、kintoneで作ったプロトタイプのアプリだし、対面開発と呼ばれる手法なのではないかと思います。

最近知った概念としては「バウンダリーオブジェクト」という呼び方もあるようです。

オンライン会議でのホワイトボード

おわりに

というわけで、今回は彫刻ワークショップの体験記と、それにまつわる「協働」について書いてみました!(実はそこからさらに派生させて『価値共創』と言うところまで書きたかったですが、それはまた別の機会に!)


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