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「話しかけたくなる」という絵画
今週はGW明けで仕事も忙しかったのですが、その合間を縫って「重要文化財の秘密展」に行ってきましたので、そこでの気づきを書いてみたいと思います。
3月にイタリアに行ってたくさんのアートに触れ、4月から美大に通いだして、5月に美術館に行ってみて、「自分が好きな絵画の傾向」が少しづつ分かってきたような気がしました。
「話しかけたくなる」という絵画
「バスケットは…お好きですか?」「大好きです、スポーツマンですから」
絵画のことが好きな人に特徴はあるのだろうか?
これまでの人生では、美術の教科書や社会科見学ぐらいでしか絵画に触れていなかったが、ここ3ヶ月ぐらいで急激に美術要素を摂取している。それまでの人生で摂取した美術量とおなじかそれ以上の量を摂取している。急性美術中毒になりそうな勢いである。
しかしこの3ヶ月で「一気に」「大量に」美術要素を摂取したことで
自分が好きな絵画の傾向
が見えてきた。
今までは「有名な画家が書いた絵」「歴史的意味が大きい絵」すなわち教科書に載っているような絵画を観てきたが、絵画を大量摂取する中で「いいなぁ」という絵画と、「特にコメント無し。。。」という絵画があることに気づいた。
twitterで絵画を紹介するようなアカウントをフォローしていると毎日のように様々な絵画を目にすることができるが、その投稿の中で自分がいいと思った投稿に「❤(Like)」していると、自分がいいと思う絵画の傾向が見えてきた。
自分がいいと思う絵画の傾向を一言で表現してみると
話しかけたくなる絵画
となる。そのひとつを紹介したい。
![](https://assets.st-note.com/img/1683961891303-P0GC8MiI9e.png?width=800)
正直いってこの作家のことも時代背景も全く知らない。にも関わらず、twitterでこの絵を見た時に「あぁ…この絵、いいなぁ」としみじみ思ったのである。
もちろんシンプルに絵も上手いし光の加減も素晴らしいし、構図だって分かりやすい。美術素人のわたしが見ても普通にいい絵だ。しかし、twitterで流れてくる数多ある絵画の中でこの絵が特に気になったのだ。
・・・午後3時ぐらいだろうか、ひと通り仕事が終わったタイミングで、ふと窓の外を見ると子どもたちがいる。子供はもう一緒に遊んであげる必要のない年齢で同年代の友達と楽しそうに遊んでいる。自分は少し休んで本でも読もうか、それとも夕ごはんの準備をしようか。穏やかな日常のほんとうに些細な瞬間。
そんな風景を見て私は、「窓の外には誰がいるんですか?」などと話しかけたくなった。
「話しかけたくなる」というキーワード
もちろん「いいな」と思う絵画の中には静物画や抽象画などもあるので、「話しかけたくなる」というキーワードだけでは、自分の好みを全て説明できるはずもないが、アートを通して自分の価値観を再発見したり言語化するのは面白い。
「話しかけたくなる」というキーワードについて、他にも思い当たる事があったので、併せて書いておこうと思う。
月星座 双子座の特徴
最近、星占い系のtwitterアカウントをフォローするようになって初めて知ったのが通常の星座を太陽星座と呼び、それとは別に月星座というものがあるということだ。
実は太陽星座が表すのは、あなたの社会的な面や人と接する際の傾向など、表面的な部分のみ。
これに対し、月星座はあなたの内面、心の深い部分にある傾向などを示します。
このサイトで自分の月星座を調べられる
MOON CYCLEのサイトによると、わたしの月星座は「双子座」だそうだ。その月双子座の特徴はこちら。
今回のキーワードである「話しかけたくなる」に関連しそうな部分を抜粋した。
双子座は言葉によるコミュニケーションを何より重視し、面白そうなモノを求めて自由に飛び回る星座。
(中略)
双子座にとって、「会話」を通じて相手を知ることを、自分を理解してもらうことは、コミュニケーションの根幹。特にお互いが面白いと感じたこと、興味のあることを会話で伝え合い、お互い面白がれる…といったコミュニケーションがとても大きな意味を持ちます。
だから、一生懸命話しても自分の気持ちが伝わらない相手や、何を感じているのかを話してくれない無口な相手は苦手。そういう言葉によるコミュニケーションの欠如は、双子座にとっては絶望的な断絶なのです。
(中略)
目に見えない、人の「感情」を扱うのは決して得意ではありません。「話さなくてもわかるだろう」といった態度を取る相手には、自分を完全に拒否されてしまったような苦しさを感じてしまいます。
(太字はわたし)
ワークショップファシリテーター
他にもワークショップファシリテーターについても共通点がある。
仕事柄ワークショップのファシリテーションを受け持つことが多いが、ファシリテーターに面白みを感じることができるのも、「話しかけたくなる」というキーワードに関連しているだろう。
「参加者は、今どんな事を考えているんだろう?」
「参加者の、この発言の裏にある感情はなんだろう?」
「もっといろいろと話してもらえるような場をつくるには?」
人と話すことが好き
わたしは人と話すことが好きなのだと思う。これからも他者との関わり合いの中でたくさん話して、たくさん聞いて過ごしたい。(同時に一人の時間も不可欠だが、それはまた別のnoteで。)
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