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Zoomで全国会議をハイブリッドで開催する

とある団体の全国会議が、会議室とオンラインのハイブリットで開催され、私は配信サポートとして参加しました。

全国会議といっても会議室に6人、オンラインに7人程度の会議です。会議室には長テーブルが口の字型に並べられ、三方に2人ずつ着席。残るテーブルに会場用のモニターディスプレイと3台のカメラ、ビデオスイッチャー、音響用のスピーカーフォン、配信用のノートパソコンを並べました。

配線図は次のとおりです。

ハイブリッド配信機材配線図

会議はZoomミーティングで開催されました。配信用のノートパソコンにはビデオスイッチャーの出力をUSBケーブルでつなぎ、音声はスピーカーフォンを同じくUSBケーブルでつなぎます。

今回初めて会議室に用意してあったAnkerのスピーカーフォンを使いましたが、小型ながらもなかなか性能が良く、マイク機能として音声もしっかりとられていたし、小さな会議室ではありましたがスピーカーの音量も十分で明瞭でした。音が回ってハウリングするようなこともなく、快適に使えました。価格も手頃で、なかなか良いと思います。

3台のカメラは、手持ちの家庭用のビデオカメラを利用しています。机の上における小さな三脚で設置し、三方向の出席者を二人ずつ撮りました。

私の仕事は、
①三方の席に座っている参加者が発言する際に、カメラ画像をスイッチさせること、
②オンラインの参加者が発言するときにスポットライト機能で切り替えること、
③説明者が資料説明をする際に、画面共有すること
でした。

説明者のノートパソコンの出力をビデオスイッチャーに入力して、資料説明時には画面共有の第2のカメラを使いました。

画面、コンテンツ、第 2 カメラの共有 – Zoom サポート

ビデオスイッチャーのピクチャーインピクチャー機能で説明者の顔を画面に入れました。

普通の会議ならばこのような演出は不要ですが、年次報告や全国代理店会議などのオフィシャルな会議では、このような工夫をすると映えると思います。

コロナ前は全国会議とか、〇〇大会、キックオフなど全国各地から人が集まって会合を行うことは、よくあったと思います。

コロナが落ち着いても、多忙な参加者や遠地の参加者にはオンライン参加のメリットがありますので、こうした会合は会場とオンラインのハイブリッドが一般化することでしょう。

スピーカーフォン、ビデオスイッチャー、カメラなど会議室に常設しておくと、役に立つと思います。


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