総合型選抜の現状８

入試・就職、どちらの場面でも、目的をもってどのような行動をとり、
どんな風に進んでいこうとしているのか、それを表明する事や過去の実例を伝えることはとても重要です。

これを訓練する場として意識すれば、高校の探究はとても有効に機能させることができます。
訓練の場だから、いくらでも失敗できます。ゲームの最初にチュートリアルを進めている状態です。基本をいろいろ学ぶことも良いし、いろいろな動きを試して操作に慣れておくこともできるのです。

勿論チュートリアルなので、本番環境ではいろいろな困難もあるでしょう。ですが、序盤戦の町で最弱のモンスターを相手にレベルを上げる行為として探究が使えます。

レベルを上げる最中に、少しづつでも強い敵＝いろいろな事象に遭遇して、対応を学んでいくことで乗り越える力をつけましょう。

無策で敵に突っ込んでいくゴリ押しも、あまりお勧めしません。
ゴリ押しだけで通じる世界で生きていくことのできる世界観であればいいんですけど、そんなに世界は単純じゃないんですよね。

抽象的な話ではありますが、高校、大学、社会人と違う世代を見てきて、目的が明確であること、それに向けて試行錯誤がある経験値が多いほど、知識以上のものが身について行っている様は、どの環境下でも同じです。

総合型選抜の対策的に記載はしているものの、経験値を積みかさねるチャンスは逃さず活かしていきましょう！！