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世界の占いまとめ、ザッと10種類以上


あらゆる占いを試してきた。

もちろん私に霊感などない。占いといっても、あくまで統計学的なもの、タロットなどの道具を使うものに限る。

占い師をイマイチ信用できず、自分のことくらい自分で占ったるわ!と思ったのが全ての始まり。ココナラというアプリで、占う側の経験もした。

が、所詮はプロでもなんでもない素人の一趣味。今ではソシャゲのガチャ運を占うくらいしか使い道のない、しがない技能である。なお勝率は7割弱を誇り、FGOのガチャは大体これで勝っている。

なんだか勿体ない気がするので、これから占いに興味を持つ人のためにレビューを書いてみることにした。

ソシャゲのガチャで負けっぱなし、人生迷走中……そんな人こそ自分で占いができるようになると捗るだろう、と私は思う。

どうか気になる占いが見つかったら、手を出してみて欲しい。

・占星術について
・西洋占星術
・インド占星術
・宿曜
・ヘリオセンオリック
・サビアンシンボル
・紫微斗数
・四柱推命
・奇門遁甲
・九星気学
・陰陽五行
・カバラ数秘術
・タロット
・易占い

という訳で以下、上記の項目それぞれの、独断と偏見に満ちた紹介文となります。

・そもそも占星術とは
出生時間、超大事!!

統計学的な占いは、ほぼこの占星術となる。生年月日、生まれた場所にプラスして「出生時間」がわからないと、正確に占うことができない。そういう意味で中々ハードルが高い占い。

とにかくまずは「自分の図表」を出して、それを読みといていくのが大事。出生図だすなら「ASTRO DIENST」というサイトがオススメ。

・西洋占星術
占星術始めるならここから

一番メジャーな占星術。人口数が多く教本やサイトも充実してるので、占星術始めるならここからって感じのヤツ。

ホロスコープという自分の取扱説明書を解読していくもの。興味のある分野、持って生まれた才能、今後の人生などを知ることができる……とされている。

自分の図を見ながら「ハウスと惑星の意味」を覚えることからまず始まる。

アスペクト、複合アスペクト、アセンダントMC、星座のルーラー、カルミネート、サビアン、小惑星とか考えるのはその後からでいいと思う。基本、小惑星は意図的に算出しないとまず出てこない。

他にもアラビックパーツとか、とにかく色々なものが、ぽこじゃかぽこじゃか調べてく内に出てくる。

意味のわからん単語ばっかりだなって、多分みんな思ってるんだろう。これが占星術。覚えることが膨大。

最初の印象「は?何だこれ絶対ムリ」

・インド占星術
極めれば死期までわかる、らしい

まっさらな初心者がいきなりこの占いを始めるのは、まずオススメしない。さっきまでの西洋の単語、全部意味がわかった人にこそ試して欲しいヤツ。

西洋占星術がインドに伝わり独自の発展を遂げたもの。正直一番当たってると思うのに人口数が少ない。何でだ。教本やサイトが西洋に比べて少ないが難点。

ちなみに西洋との違いは以下のような感じ、西洋占星術ある程度詳しい人だけ読んでね。

・外惑星(天海冥)がない代わりに、ラーフとケートゥ(ドラゴンヘッド・テイル)が重要視されてる
・複雑なアスペクトがない(嬉しい)
・分割図、ハウスの吉凶、惑星の品位、ナクシャトラ、ヨーガ、ダシャーの存在
・西洋と違い、固定された星座の枠に、ハウスと惑星が入ってく形(ASCのとこが1室になる)
・西洋とは星座の分割が異なるので、ハウスの星座が違ってくる。西洋で月星座に違和感ある人はインドで算出してみたらいいと思う

わけわからん呪文みたいな言葉だらけだがスゴすぎてヤバい

・宿曜
中国出身じゃないだと……!?

いかにも「俺、中国出身なんす!」みたいな顔をしてるがコイツの起源は実はインド占星術。擬態が上手いな。

宿=インド占星術の月星座のナクシャトラ。言葉を置き換えてるだけ。相性占いに特化してる。

Googleで検索して出てくる宿曜サイトなんかは、出生時間を考慮してないためあまり正確でないと思う。でも相性の関係性だけ見ると、何故か8割がた当たってるから、あんまり気にしなくていいかも。気軽にググって出てくるサイトで試してみてね。所詮は占い、気にするな。

相性ならまかせろ

・ヘリオセントリック
宇宙から見た俺!な占星術

他の占星術は「地球中心」、これは「太陽中心」に立って宇宙を見た図。

「他人?社会?常識?知らねー!俺は俺しか見ねーんだわ!!」って感じのヤツ。あらゆるしがらみに囚われない、本来の自分を知ることができる。まだまだ歴史の浅い、生まれたての占星術。

全体的に優しい雰囲気が漂ってる。他の占星術より格段に簡単、わかりやすい。金星、水星のサビアンシンボル(後述)を重要視する。

インドのナクシャトラ(惑星にとってその場所が居心地いい悪いがある)と照らし合わせても面白いかもしれない。

他よりは断然簡単、優しい。けど、この図を出す手段が優しくない。サイト「ASTRO DIENST」をまず開き、必要な情報を打ち込んだ後、セクションで「黄道帯とハウス分割法のオプション」から「太陽中心の獣帯」を選択すれば出てくる。

けどこれを今聞いて簡単にできる人は、まず初心者じゃないよねっていう……占星術は本当に、奥深いけどハードルの高い占いだな。

・サビアンシンボル
気分は詩人、考える感じろ

アカシックレコードに接続して書かれたと言われるなんかすごいやつ。12星座を360個に切り分けて、その一つひとつの象徴を表したもの。

基本的に「占星術で出した惑星の度数、サビアンではどうなってるのかな」って感じで使うヤツ。詩的な文章で見てる分には楽しい。

その度数の雰囲気が惑星に合ってるかも重要なんでは?と個人的に思ってる。西洋のプログレス(年運を見るための図)、ヘリオセントリックを見る時などに重要になってくる。解釈が難しい。

何だ、オランウータンて。何だ、ハゲ頭の男って。使う時は、占星術で出されてる度数+1度足して見ていく。

考えるな、感じろ。

・紫微斗数
良い悪いをズバッと教えてくれる

割とマイナーどころな占星術。古代中国から伝わる占い、本格的にするなら中国の文献とか読まないとなヤツ。西洋インドと似てる。

アスペクト(惑星同士の角度)がない分、星の数がめちゃくちゃ多い。基本的に主星の輝き度合いで吉凶を見ていく感じ。性格診断にはあんまり向かない気がする。

それぞれの室が表す運勢の良い悪いが、割とハッキリ目に見える形になるから好きな人は好きかもしれない。

この運勢は良い!悪い!が割とハッキリしてる

〜ここから占星術ではない占い〜

・四柱推命
言葉がキツい、バイオリズム特化

同じく古代中国から伝わるもの。占星術ではなく「陰陽五行(後述)から成る、その人の気の流れ」を文字にして可視化したもの、みたいな感じ。

性格診断うんぬんより、自分の五行のバランス、人生における運気の上がり下がり(バイオリズム)を見るのに特化してる。

でもインドのダシャー(同じくバイオリズムを見る表)だって負けてないぞと張り合いたくなる。

運気の上がり下がり見るのに特化

・奇門遁甲
この方角はいいぞ!

同じく中国出身。この日この時、あちらの方角へ行けば良いことがありますよ、ってそんな感じ。

年盤、月盤、日盤、時盤と種類が細かくある。

引越しは月盤、旅行は日盤、ちょっとした外出は時盤で出す。験担ぎに活用するのがいいかもしれない。

かの有名な諸葛孔明などもこの奇門遁甲を使って敵に勝ってた、と言われてる。

ラッキーが訪れる方角を教えてやるよ!

・九星気学
ラッキーアイテム教えちゃう

四柱推命・奇門遁甲を元に、日本で考案されたもの。「星」が名前に入ってるが占星術ではない。五黄土星とかそういうのは、血液型ABみたいなただの名称。

そんな九星と、干支・五行から「アナタはこういうのを取り入れていくといいわよ〜」という開運グッズを教えてくれる親切なヤツ。9年周期は数秘術の概念だな。

とりあえず生まれた年だけわかればオッケー。

・陰陽五行とは
目に見えない「気」を構成する材料

「木火土金水」の5つを指す。人間もこの5つから成り立っている、とされている。それぞれを象徴する、色や食べ物や場所・方角などがある。

5つのバランスが偏り過ぎてるとよろしくないため、自分に不足している行をそれらで補うことで、運気アップに繋がると言われている。

勿論もっと増やしたい行があれば、足してもいい。四柱推命のサイトで、自分の五行のバランス表が出せる。

ちなみにインドにも似た概念として「惑星処方(グラハ・シャンティ)」というのがある。惑星の力を宝石で補おうみたいなの。

見えないけどあるんだ……多分きっと……!

・カバラ数秘術
運命はひとつじゃない

自分にとっての「運命の数」を知るもの。ファースト、セカンド、サードナンバーと3個ある。3個!あるんだ!!実は!!!

だから一般に広まってる、生年月日を全部足して〜というのは間違いじゃないけど、それはセカンドナンバーだけを指している。

正確には「誕生日の日付だけ足す/生年月日/誕生月と日付」で出してく。

数字の持つ意味とかについては、興味がある人は調べてみてくれ。3個出しても、自分の何となくの雰囲気が掴めるかもね程度。9年サイクルの話は興味深かった。

実は3個もあるんだな、運命ってヤツは。

・タロット
勝率7割タロットガチャ教を信じろ

ウェイト、トート、マルセイユの3種類がある。一般的に売られてるのは、ほぼウェイト版のカード。

トートの方は、カードの名称やらが他2つと色々違ってくる。ウェイトとマルセイユには大した違いはなく、ウェイト版では「8番の力」「11番の正義」が、マルセイユでは逆になってるだけ。

タロットデッキは基本的に、大アルカナ22枚、小アルカナ58枚から構成される。大アルカナの方だけ使う人も多い。

かくいう自分も、大アルカナしか使わない。もはやFGOのガチャ運を占う時くらいにしか使っておらず、申し訳ないとは思っている。いいカードが出た時のガチャ勝率は、体感7割弱くらい。大体50連以内に来てくれる気がする。

タロットガチャ教はいいぞ(宣伝)

初心者の人は、大アルカナ22枚を使った方法が簡単で良いと思う。ワンオクラルという一枚引きが、単純明快で占いやすい。

今どきはアプリもあるし、お手軽に始められる占いでオススメ。

タロットガチャ教はいいぞ!

・易占い
今すぐできる簡単コイン占い

当たるも八卦、当たらぬも八卦。よく聞くこの文言は、易占いが元になっている。

3枚もしくは6枚のコインを用意し、その裏表の出方を64掛表を照らし合わせて、運勢を占うもの。10円玉が3枚あればできる占いなので、初心者にうってつけ。

詳しくは「易占い」で検索検索ぅ!




さて、ここまで見て「占いオレもしてみたいんだぜ」って人がもしいたなら、まずAmazonアンリミテッドに入ることをオススメする。

もうこれ簡易版アカシックレコードだろって感じ、神。あらゆる種類の占い教本が揃ってる。

そして自分のことを占っていくと、当然いいとこもあれば悪いとこもある。どうしても、自分に足りてない部分に目が行ってしまいがちになる。
 
でも「そこに存在しない」という事実が「ある」。足りないんじゃない。必要ないからないだけ。そう思おう。

タロットや易で悪い結果が出ても、それは「今の自分」を元にした結果に過ぎない。だからこれから変わればいいだけ。前向きに捉えよう。

以上、あらゆる占いに手をつけてきた奴の占い総評でした。興味がある人は是非、色々試してみてください。お前が占い師になるんだよ!!

簡単まとめ

・占星術:出生時間が大事、母子手帳に書いてある
・西洋占星術:始めるならここから、ハウスと惑星をまず覚える
・インド占星術:複雑過ぎてヤバい、ナクシャトラ見るだけでも面白い
・宿曜:インド占星術から求めた方が正確、相性ならまかせろ
・ヘリオセントリック:一番簡単な占星術、図を出すまでがハードル高い
・サビアンシンボル:ヘリオでは必須、他は見る見ないお好みで
・紫微斗数:この運勢の良い悪いハッキリしてる
・四柱推命:大事なのは日柱と月柱、そこの星と十二運、人生の運気の上がり下がりみるのに特化
・奇門遁甲:いい方角、悪い方角を教えてくれる
・九星気学:開運アイテム教えてくれる
・陰陽五行:四柱推命の結果と共に出てくる、自分の気の構成要素たち
・カバラ数秘:運命は3個ある、9年サイクル面白い
・タロット:タロットガチャ教はいいぞ!
・易占い:10円玉3枚あれば今すぐできるお手軽さ

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